ダカールラリー2021

-第8ステージは苦戦-

レプソル・ラリーチームは2回のパンクによりスペシャルで36位に遅れ、暫定23位になった。

「今日は良い日ではなかった。初めに道に迷い、次に2回のパンク…。重要なことは一日をやり過ごし、モチベーションをを維持すること。」イシドレ・エステベは、今回のダカール・ラリーで最も困難な一日を過ごした。レプソル・ラリーチームのエステベは、ステージ8でいくつかのトラブルに見舞われ、最終的に勝者とほぼ1時間の差ができた。それでも全体の23位のままでとどまり、数日で順位を上げる可能性がある。
サカカで野営して夜を過ごした後、機械的に温存するために犠牲にした領域を取り戻すことを目標に後半戦に進んだ。計画通りに進まなかった合計375kmのSSが彼らを待っていた。「今日は我々の日ではなかった。60km辺りで道の迷い、ウェイポイントを見つけるのが難しかった。その時前方が渋滞してホコリまみれだったので、速く進むために軌道から外れることにした。傾斜の変化でいくつかミスがありパンクした。その後、フィニッシュラインから50kmのところでまたパンクした。少なくても20分はロスしたと思う。」とイシドレ・エステベは言う。

幸い予備のホイールは十分にあり、問題なく走り続けられたが、最終的に3時間56分29秒、勝者のNasserAl-Attiyahのハイラックスから59分33秒遅れの36位でフィニッシュした。クラスでは23位になり、合計タイムは35時間43分19秒で、今後数日で順位回復を目指す。
「誰もがダカールでこんな日を過ごす時もあり、今日は我々の番だった。でもすべてのウェイポイントを通過し、メカは維持しているので、楽観的にならなければならない。何が起こったのかを分析し、二度と起こらないように注意を払う必要がある。引き続き高いモチベーションと次のステージへ熱心に取り組める。」と言う。

明日火曜日のステージは長い465kmのSSを含む困難な一日を迎える。「紅海のほとりにあるとても美しく、変化に富んだステージになるだろう。まだ4日あり、そのうち3日はとても厳しいものであり、多くのことが起こると確信している。」とエステベは予測している。

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