ダカールラリー2021

-イシドレ・エステベの第2ステージは後退-

レプソル・ラリーチームのイシドレ・エステベは、スタートの順番が遅れたため、多くの渋滞に巻き込まれ、ステージの後半までスピードを上げることができなかった。

ダカール2021の第2ステージは、この大会がどれほどタフになるかをイシドレ・エステベは確認できた。レプソル・ラリーチームのドライバーは、特にスペシャルの最初の部分で、トラック間で混戦した遅れたスタートポジションに余分な苦労を費やした。トップ10から1時間足らずだったが、33位でフィニッシュすることになった。
この日は457キロのSS(競技区間)と228キロのリエゾン(移動区間)で行われ、いくつかの問題を引き起こした砂丘や砂地を克服しなければならなかった。レプソル・ラリーチームは34位でスタートし、SSで渋滞の影響を受けた。
「長くて複雑な日だった。並んでいた10台のトラックの後ろからスタートし、すべてを抜くことができなかった。トラックは140キロに制限され、車は180kmに達するので、ブレーキを掛けなければならなかった。できるだけ多く走ることができなかった。」イシドレ・エステベは4時間59分49秒でフィニッシュした。
「多くの苦しみを味わったけれど、最大の難易度の砂丘でハイラックスがどれほどうまく機能するかをようやく見ることができた。重要なのは機械的にもナビゲーションの障害も発生していないこと。順位を回復するには何日もかかるので、今は休息して力を取り戻す時。」
イシドレ・エステベは、全体の32位で、合計タイムは8時間49分13秒。トップのステファン・ペテランセルとは1時間31分55秒で、トップ10からは55秒差。
「このダカールは本当に厳しく、まだ始まったばかり。今後数日で多くのことが起こるので、落ち着かなければならない。クリーンなステージを待って、車をしっかりと保つことが重要。」とエステベは予測している。

明日の火曜日は、第3ステージを迎える。227キロのリエゾンと、403キロのSSがある。違いを生むかもしれない今週の大きな山場になる。

▲TOPへ戻る