ダカールラリー2021

-ダカールでの休息日-

レプソル・ラリーチームは20×15mの移動式の家があり、ベッド、バスルーム、保管エリア、ワークショップ、ダイニングルーム、マッサージ用のテントがある。

チーム全体で脊髄損傷をしているイシドレ・エステベの生活を楽にするためにカスタムされたコンテナである。
「この家は我々の生活の質を大幅に改善し、運転についてだけを考えることができる。始めた頃はすべてが不快だった。テントで眠ったり、キャンプでの生活は私にとっては非常に困難だった。」
パンデミック時には、施設は伝染のリスクを最小限に抑えることを可能にする。今年のレプソル・ラリーチームは彼らの生活の質を高めるために、すべてのメンバーの本拠になる新しい施設を備えているが、ステージの準備とハイラックスの調整場所でもある。これはホーム枠ショップに変身したコンテナで、メカニックは我々がレースをしている間、キャンプからキャンプにトラックで移動する。内部にはベッド、バスルーム、シャワーなどの多くの設備がある。外ではこのモーターホームは設備の整ったワックショップに変わる。
チーフメカニック兼デザイナーであるデビッド・ピゲムは「ここには各ステージの前後にトヨタをレビューして微調整するのに必要なすべてのものがある。すべて適切に注文され、ラベルが付けられていて、探している時間をムダにしないようにしている。良いワークスペースがあることは重要で、我々のスペースは従来のワークスペースをうらやましく思うことはない。」と言う。
レプソル・ラリーチームのダカールでの家は、多目的の18平方メートルのテントで完成する。このテントではチームメンバーが朝食と夕食を摂り(昼食は路上で通常摂る)、ブリーフィングを行い、ステージの準備をする。ドライバーとコ・ドライバーは回復マッサージも受ける。

コロナウイルスの影響をうけた今回の大会は、考慮すべき側面として、お湯、電気などすべて独自の電子機器で生成されるエネルギーであることである。100%自給自足で、ソーシャル・ディスタンスを維持している。
「パンデミックのまっただ中に家を置くことは、自分自身を隔離し、セクションに向かうこと以外離れることができず、それで伝染リスクを会費することができるので非常に重要なこと。」とエステベは言う。

イシドレ・エステベはダカールでキャラバン生活をしながら、ライバルと対等に争えるように前進している。第6ステージを終了して全体の20位にいる。

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