ダカールラリー2021

-イシドレ・エステベが順位を上げる-

レプソル・ラリーチームのイシドレ・エステベはすばらしい一日を過ごし、クラス6位、総合22位だった。

エステベはハイラックスで17位フィニッシュするために多くのSSでトップ10に近づいた。
「間違いなくこれまでの中で最高のステージだった。最終結果だけでなく、運転への自信もあり、すばらしい車をドライブし、前進するのに重要なステップを進めてくれるコ・ドライバー、テマ・ビジャロボスがいる。」
「我々の目標はレース毎にレースを失うことなく、ペナルティーなしでメカニックにも苦労させることなく休息日に辿り着くこと。それができたらもっと前に進む。」
昨日イシドレ・エステベは、休息日の前の2つのステージが自分たちにとって有利であり、挽回し始めるために赤くマークをつけたことを知らせていた。言ったことはやってのけた。エステベは17位でフィニッシュし、一般車では22位だった。
木曜日の第5ステージは、456キロというとても長く、要求の厳しいSSが含まれている。初めてこのルートはレプソル・ラリーチームの強みの2つである、ナビゲーションとドライビングのスキルほど、速度を優先しなかった。SSには砂丘の広い領域と、パンクしやすいコースが含まれていた。

違いを生んだのは30キロを過ぎてからだった。「方向転換が多く、コースをたどるのがとても困難な乾燥した川を通った。前の人にはうまく見つけることができたけれど、後ろの者にはより複雑だった。このステージでほとんどタイムを失わなかったのは、テマ・ビジャロボスの冷静な判断とすばらしい仕事のおかげで、ウェイポイントに向かって正しい方向を見つけられた。」
そのすばらしいナビゲーションにより、SSの多くで11位に入ることができ、これまで以上にトップ10に近づいた。それでもエステベのハンドルを握った態度はいつもと同じだった。
「我々が正しい方向を確信してもドライビングを変えなかった。我々は戦術は同じで、車を危険にさらすことなく、巣T^衛士全体で安定してドライブすることである。」
最終的にエステベは5時間51分17秒、17位でフィニッシュした。
「最終結果だけではなく、これは間違いなくドライビングへの自信のおかげで、最高のステージになった。すばらしい車を用意し、テマのようなすばらしいコ・ドライバーを起用してくれた。他のメンバーも同じで、とても重要な前進だった。」とエステベは評価した。
全体の7つポジションをあげ22位になった。合計タイムは21時間47分50秒。トップのステファン・ペテランセルからは3時間19分48秒遅れ、他の10チームと同じ時間内に入っている。
「我々は本当にクリーンなステージをしたかったし、ついに到着した。今年は今までの大会と異なり、とても速いドライバーが多く、ステージのトップ20に入るには大きなメリットがあるので、とても満足している。」

休息日前の最後の日になる明日の金曜日のダカール・ラリーはとても難しいステップをけんけんすることになるだろう。170キロのリエゾンと448キロのSS。ほとんど砂の上で、砂丘が主役になる。
「1週間で最も困難な日であり、レースを失わずペナルティーなしで、メカニックにも苦労をさせずに休息日を迎える戦略を維持したい。うまくいけば、次週は確実に前進するだろう。」とエステベは予測している。

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