レプソルホンダ・トライアルチームがニースの観衆の前で素晴らしいパフォーマンスを披露した。
トニ・ボウは高いレベルでスタートし、第1ラウンドで最高の成績を収めた。2本目でもその偉業を繰り返し、驚異的なレベルを維持し決勝進出を確実にした。この新たな勝利によりボウは、インドア選手権でさらにリードを広げた一方ガブリエル・マルセリは、第1ラウンドで5位で終わったが見事に回復した。マルセリは第2ラウンドで3位になりなんとかこの状況を乗り越え決勝進出を決めた。前回のXトライアルと同じようにマルセリはライバル、ハイメ・ブストとタイブレイクで対戦し、ガスガスのライダーが勝利を収めた。

トニ・ボウ
「この新たな勝利にとても満足している。チームは1週間ずっととてもよく働いた。決勝進出を逃す可能性がとても高かったので、難しい一日になったけれど、第2ラウンドでのミスは1つだけで、とても安定したパフォーマンスが維持できた。決勝はとても良かったし、良いレベルで走れた。我々は良い方向に進んでいるけど、努力を続けなければならない。」

ガブリ・マルセリ
「今日はうまくいかなかった。最初のラップで前腕がとても疲れて、レース中にずっと前腕をひきずっていた。これはライディングに大きな影響を与えたけれど、なんとか決勝進出を果たし、選手権争いにとって重要な表彰台を獲得できた、チームの仕事はとても良く、次回のジュネーブでは良い結果を出したい。」