Xトライアルは、昨シーズンと同じようにバルセロナで開幕した。

レプソルホンダ・トライアルチームの両ライダーは、序盤から高いレベルを見せ、暫定トップ3入りを果たした。トニ・ボウとガブリ・マルセリは、激しい第2ラウンドを終え、決勝進出を決めた。ガスガスのライダー、ハイメ・ブストがレプソルホンダ・トライアルチームのライダーと共に決勝進出を果たした。ブストがマルセリを破り2位を獲得、マルセリは3位で表彰台を獲得、トニ・ボウは自身の記録に新たな勝利を加えた。
この結果、トニ・ボウとガブリ・マルセリは総合順位で上位3位に入り、2024シーズンの次のイベントは3月15日にフランスのChalon-Sur-Saoneで開催される。

トニ・ボウ
「間違いなくここで世界選手権をスタートするのは我々の地元レースで特別なこと。それがバルセロナでのベストだったかは分からないけど、とても近いものだった。ラウンド重ねる毎にレベルは上がってきて、特に決勝ではうまく対応することができた。チームのサポートとプレシーズン中に行ったすべての仕事に感謝したい。」

ガブリエル・マルセリ
「3位はうれしいけれど、完全に満足しているわけではない。勝ちたかったけれど、勝てる感覚がなかった。余計なプレッシャーを抱えてしまったのか、思うようなパフォーマンスができなかった。スタートから表彰台に上がれたのは良い結果だし、不快感やケガもなかったので、プラスの部分が残った。次のレースに向けてミスを修正し、再び上を目指して戦いたい。」