モトGP2024 マレーシアGP決勝
-ルカ・マリーニがポイントを加算-
マレーシアGPはレプソル・ホンダチームにとって厳しい試練となった。週末のメインレースではジョアン・ミルが20版グリッドから16位まで好スタートを切ったが、6周目に転倒しリタイヤした。チームメイトのルカ・マリーニも1周目で2つポジションを上げ17位となった。前のライダーたちと差を縮め、15位でレースを終え新たなポイントを加算した。モトGP最終戦は、先週大きな洪水被害に見舞われたバレンシア・サーキットに変わる会場で2週間後に行われる。
ジョアン・ミル
「最初のスタートでとても良いスタートを切れて、トップ10内を走っていた。残念ながらジャック・ミラーの事故にあってしまったのでかなり心配だった。ピットレーンで彼の画像を見て安心した。その後彼のボックスに行くことができたけれど、彼はいつも通りだった。これが最も重要なこと。レース中、うまく乗れず転倒してしまった。無傷で戻ったけれど、何が起こったのかを確認して確かめる必要がある。前回のGPと同様、多くのライダーを抜くことができたけれど、後ろからスタートすると事態は複雑になる。我々には新たに何かをする機会がある。」
ルカ・マリーニ
「レースは少し暑かった。体力的な観点では自分のパフォーマンスには満足している。気温が高かったのでグリップがかなり低く、トラクションに問題があった。クイックスタート手順により全てがヒートアップして、赤旗後の状況は複雑になった。タイヤマネージメントはとても良く、特にブレーキング時に挽回することができた。我々はかなり後方からスタートしていたので、追い抜くのは難しい。15位という順位には満足していない。これは我々がこれまでやってきたことや今日のパフォーマンスの全てを示しているわけではない。ポイントは良いけれど、ホンダ内で全員が一生懸命働いているのでもっとポイントを獲りたい。」