モトGP2024 インドネシアGP決勝
-レプソル・ホンダチームにとって不運な日曜日-
困難な土曜日の後、日曜日はレプソル・ホンダチームの活躍を期待していたが、GPはすぐに制御不能な理由で失敗した。第1セクターでの多重クラッシュにより、ルカ・マリーニはポイント獲得のチャンスを失い、ジョアン・ミルはグループから遠く離された。
ルカ・マリーニはスタートは良かったが、事故に巻き込まれたライダーの一人、アレックス・マルケスのバイクとの接触は避けられず、幸い二人ともケガはなく終わった。後ろから追っていたジョアン・ミルは転倒者を避けなければならなかったので、最初は大集団との接触を失ってしまった。周回が進むにつれ、ミルはなんとかアレックス・リンスについて追い越したが、13番手のアウグスト・フェルナンデスを追い越そうとした時に転倒を喫し、リタイヤに終わった。
モトGP世界選手権は次週末はもてぎで日本GPが開催される。
ジョアン・ミル
「今週末は満足することはできない。不運もあって、2レース中2回転倒してしまった。バイクのパフォーマンスが向上しているのは目に見えていたけれど、最終的にはそれをサーキットで発揮できなかったのが悔しい。ザルコを見ればホンダが準備した改良が明らかに前進していることが分かる。我々はじっくりと腰をすえて改善を続ける方法を探していきたい。もてぎは我々にとってもっと普通の週末になるはず。」
ルカ・マリーニ
「転倒した時何が起こったのかよく見えなかった。3〜4人のライダーが一緒にいたが、接触し全員が転倒した。それを避けることは不可能で、これらのことは起こり得るもので不運だった。今日は全員が奇妙なレースをした。良いポイントを獲得するチャンスがあっただけに、バイクが大きくダメージを受けてしまったのは残念だった。我々のバイクの競争力はますます高まっているので、我々がこれまでに行った一般的な仕事とザルコが行ったことを見る必要がある。」