トライアル2021 フランスGP

-トニ・ボウが優勝してリードを広げる-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがフランスGPで優勝してリードを広げた。藤波貴久は5位でフィニッシュした。

トライアルGPの4会場目、フランス・カオールで行われ、トニ・ボウが4勝目(全6戦)を挙げた。ボウは争われた全てのラウンドで表彰台を獲得し、11ポイントのアドバンテージでリードしている。チームメイトの藤波貴久は5位でフィニッシュした。
トニ・ボウは、カオールでほぼ完璧な1日を過ごした。ボウは1ラップ目にペナルティンポイントを3つ受けたが、2ラップ目はペナルティポイントを受けず、112ポイントで総合順位でのリードを広げた。
藤波貴久は28ポイントで4位フィニッシュしたが、タイブレークの後5位になった。チャンピオンシップと同じ順位で、69ポイントは4位とはわずか6ポイント差である。
次戦は9月10日から12日までスペインで2レース行われる。

トニ・ボウ
「今週の進め方にはとても満足している。これはミスをしないための試みで、その通りにした。最も難しかったエリアの一つを1ポイントで済んだので、他のライダーと違うラインを作り、とてもうまくいった。我々の選択に満足している。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。アンドラでは問題が発生したけれど、みんなが昼夜を問わず多くの問題を解決してきたので、今日の優勝は誰にとってもすばらしい優勝だった。我々はまだトップにいて、それは重要なことだけれど、バイクの良い感覚を取り戻すことはさらに重要なこと。」

藤波貴久
「今日はかなり悪い1ラップ目だった。バイクに問題があったけれど、1ラップ目の後にメカニックが作業して2ラップ目はゾーンを通して感覚が良くなった。かなりの数のポジションを取り戻すことができて、最終的にわずか30秒間隔で4位タイになった。重要なのは、2ラップ目に良い感覚を取り戻せたということ。今日も1週間すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。」

▲TOPへ戻る