モトGP2021 フランスGP決勝

-エスパルガロが8位。マルケスはトップ走行中に転倒-

変わりやすい天候で難しい日になったレースでポル・エスパルガロが8位フィニッシュ。マルク・マルケスは2回のクラッシュでリタイヤ。

雨でフラッグ・トゥ・フラッグになったレースで、レプソル・ホンダチームの両ライダーは良いスタートを切った。ポル・エスパルガロはレプソル・ホンダチームに加入して以来最高の成績になる8位でフィニッシュした。良いスタートを切り、順位を上げ、良いペースだった。その後降雨によりレースディレクションが白旗を示し、ライダーはバイクを変更することになった。ドライの方がレプソル・ホンダチームの両ライダーは感覚が良かったので、バイクのスイッチと雨は、エスパルガロにとって有利にならなかった。それでもエスパルガロは貴重な8ポイントを獲得した。
マルク・マルケスは6番グリッドからスタート、序盤で4位に順位を上げた。白旗が出てバイクを替えるとトップに立ち、転倒するまで何周かレースをリードした。再びレースに復帰するが6つ順位を上げて11位を走行中、2回目の転倒をしてリタイヤすることになった。
ポル・エスパルガロは25ポイントで総合10位、マルク・マルケスは16ポイントで総合17位。次戦は2週間後イタリア・ムジェロで行われる。

マルク・マルケス
「今日はガッカリした。普段なら本当に快適だと感じる特別な状況で利益を感じることができなかった。ポジティブな点は、クラッシュ後もバイクで速く走ることができたこと。スピードを見せることができた。事実として天気が我々に与えたチャンスを利用できなかった。最初のクラッシュはウェットで起こる可能性があり、タイヤが少し冷えていたのかもしれないけれど、2回目のクラッシュはもっとガッカリしている。また転倒する場面ではなかったけれど、これから学び続けている。コースのコンディションに完全に集中していなかったのかもしれない。スリックタイヤに戻すことを考えていたので、ターン6で速すぎて転倒した。とても残念。通常の週末ではその方が良いと分かっている。週末のパフォーマンスには満足しているが、日曜日はコース上での最高の自身ではなかったので、満足していない。」

ポル・エスパルガロ
「今日はとても難しかった。ル・マンで一方のコンディションに強くて、もう一方のコンディションに強くない場合、レースはコンディションの中間にある事が多いので、このようになる可能性はある。今日はドライで本当にスピードがあり、週末を通してトップ5に入ったドライセッションでそれを示すことができた。ウェットで苦戦したので、レースの結果には満足していないけれど、一方でこのようなクレイジーなレースをフィニッシュできたことには満足している。ドライでの方がずっと良かった。今週末はドライに強く、ミスしやすいレースを終えたので、ポジティブな面を見ることが重要だと思う。」

▲TOPへ戻る