モトGP2019 マレーシアGP

-マルケスが11位スタートから鮮やかに2位を獲得-

マルク・マルケスは驚異的なスタートで、ファーストラップで9つ順位を上げ2位でフィニッシュ。単独シーズンでの獲得ポイント記録を更新した。

11番手からスタートしたマルク・マルケスは、オープニングコーナーで5位、1周目には2位にポジションを上げた。何周かジャック・ミラーとポジションを奪い合ったが、3周目から2位を勝ち取った。
このレースの結果、マルケスは18レースで17回目の表彰台(11勝と6度の2位)となり、総合395ポイントは、単独シーズンでの獲得ポイントの記録を更新した。
ホルヘ・ロレンソは、18番手からスタートし、14位でレースを終えた。
マルケスの20ポイントと、ホルヘ・ロレンソの2ポイントで、レプソル・ホンダチームは、2ポイント差で最終決戦に挑む。

マルク・マルケス 2nd +3.059
「信じられないレースだった。素晴らしいファーストラップだった。2015年のムジェロと同じぐらい、たぶん自身のキャリアで最高だった。昨夜そのレースで自分が何をしたかを見た。最高のファーストラップだったけれど、残念ながら初めの3周でタイヤの性能が落ちてきて、少しタイムを落とした。ビニャーレスは僕らより速かったし、目標は表彰台にした。フィリップ・アイランドのときのように、彼の後ろにつくようにしたけれど、差が1.1秒に広がり、ミスをして下がってしまった。自身のレースには満足しているけれど、弟のタイトル獲得で僕がどれだけ嬉しいかイメージできていないだろう。彼はそれに値する。信じられない一日になったけれど、不運にも亡くなった、若く才能のあるライダー、ムナンダルのことを忘れてはいけない。彼の家族と友人に哀悼の意を捧げる。」

ホルヘ・ロレンソ 14th +34.215
「レースのスタート時、他のライダーの中にいるのがとても難しくて、ペースを大きく乱した。でもレース全体でベストラップの0.7秒以内にいることができたので、ポジティブな面があった。明らかにまだ十分な速さではないけれど、アッセンでのクラッシュ後、勝者から30秒という目標には少しずつ近づいている。我々が獲得した2ポイントがチームタイトル獲得にとってチームとして戦うためには重要。これが今のメインとする目標である。」

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