モトGP2018 アラゴンGP

-マルケスがホームで激勝-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが今シーズン6勝目、総合ポイントでのリードを伸ばした。チームメイトのダニ・ペドロサは5位でレースを終えた。

マルケスとドビツィオーソが壮大な争いを繰り広げた。残り3周まで幾度となくオーバーテイクを繰り返し、最後にはマルケスがチャッカーフラッグを受けた。マルケスは総合順位で72ポイント差にした。ダニ・ペドロサは5位でフィニッシュし、チームタイトルのリードを強固にした。

マルク・マルケス 1st  41’55.949
「今朝はリスクを取れるアイデアで目が覚めた。週末を通して全体的にハードタイヤが良いと感じなかったので、ウオームアップ走行の後、チームにソフトタイヤを使いたいと言った。多くのミーティングとディスカッションをしたけど、最後にはレースに勝てた。ギャンブルだったけどチームを納得させることができた。結果的には正しい選択だった。良いスタートができたけど、コースの汚れているスポットにはまり、すぐにフロントグリップを失った。それでブレーキを離さなければならす、少しワイドに膨らんだ。ロレンソがクラッシュしたことを最後まで理解していなかった。レースはドビツィオーソとイアンノーネととてもタイトだった。限界の激しい争いだった。これがモトGP。ファンは見ていて楽しんでくれただろう。このアラゴンのコースは好きなコースの一つ。毎日イベントや人々やいろいろなことでプレッシャーもあったけど、週末を通してここで乗れることを楽しんだ。なんとか集中した。チームとよく働き、ドゥカティの勢いを止めた。選手権で勝ちたいし、完全に集中しなければならないのでこれまで以上に落ち着いて、レースの週末をうまくやっていくよ。」

ダニ・ペドロサ 5th +5.274
「今日は今までのレースより戦えたし、前のグループに近づけた。残念だけど、今日のレースはタイヤ選択が鍵だと思った。ライディングもペースも良かったけど、グリップが良くなかった。ハードリアタイヤが練習走行の時と同じようなグリップがなかった。今日のコースコンディションではソフトタイヤがもっと合っていたのかもしれない。ラップ毎にコンマ数秒づつロスして、ついていくことができなかった。表彰台を争えたかもしれないし、優勝できたかもしれない。少しずつ改善できているし、次のレースではもっと速く走れると思う。」

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