Xトライアル第3戦 ブダペスト

-トニ・ボウが僅差で勝利し、リードを広げる-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが19日のXトライアル第3戦で優勝した。

ボウは、予選で6ポイント、セミ・ファイナルで10ポイント落としたが、トライアルのすべてのラウンドでリードした。アダム・ラガとの決勝は、現チャンピオンのボウが、序盤の4ラウンドで遅れを取ったが、5、6ラウンドをノー・エラーで通過しドローに持ち込んだ。タイブレークでも決まらず、対戦相手よりもペナルティ・ポイントが3ポイント少なかったボウが優勝した。トニ・ボウはXトライアル3戦を終了して、2位のアダム・ラガとの差を15ポイントに広げ、2020年シーズンで打ち負かされていないままである。
次戦は2月2日にバルセロナで行われる。

トニ・ボウ
「本当に厳しいレースだった。アダムが今日はとてもすばらしかった。第1ラウンドで勝つことができて、第2ラウンドも勝って、ファイナルのタイブレークがとても重要だった。ファイナルではできることは何でもやったけれど、あまり良い感覚ではなかった。バランスが悪かったけれど、最後まで戦うモチベーションがあって、最後の2つのゾーンで2つのゼロを得たので、うまくいった。アダム・ラガを祝福したい。今年は彼を打ち負かすのはとても難しい。」

▲TOPへ戻る