トライアル世界選手権2020 最終戦イタリアGP

-トニ・ボウが6勝目をあげ、選手権をしめくくる-

トニ・ボウが全8戦で6勝目をあげ、2020年の珍しい短い選手権を締めくくった。レプソル・ホンダチームのライダーは、イタリアGP第2戦で優勝した。藤波貴久は7位に終わった。

今シーズンの最終戦はトライアルに最適な地形で開催された。昨日選手権タイトルを獲得したボウは、初日を見ているかのようなレースで今シーズン6勝目を獲得した。一方でチームメイトの日本人、藤波貴久は感覚が悪く8位で終了した。藤波は2総合順位を7位に下げで今シーズンを終了した。
最終戦でレプソル・ホンダチームは、この短い選手権を終了した。

トニ・ボウ
「イタリアでこんな週末を過ごせてとても良かった。今日は昨日タイトルを獲得した後、特に3ラップ目にベストを尽くして2点だけに抑えたので、とても良いライディングですばらしい一日を楽しむことができた。完璧なシーズンに感謝したい。」

藤波貴久
「昨日のレースとアンドラの最終日の感覚が良かったので、とてもモチベーションが高くて、良い線を続ける事ができていた。僕らは全てのライダーでかなりポイントが接近していて、最終的に8位で終わった。本当にうれしくない。選手権を7位で終えることは、始まる前に望んでいたものではない。今シーズンは4週間連続2日間のレースで、いつものシーズンとはまったく違うシーズンだったけど、25年目を最高のチーム、最高のパートナーと戦うことができたのは大きな喜びだった。」

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