トライアル2020 アンドラGP
-トニ・ボウが優勝と2位でポイントリーダーを守る-
レプソル・ホンダチームのトンに・ボウが日曜日のレースで優勝、土曜日は2位。藤波貴久は7位と4位だった。
トライアル世界選手権は今週末アンドラで2回にレースを行った。トニ・ボウは、土曜日に2位となった後、日曜日は4勝目をあげた。土曜日にクラッシュした藤波貴久は7位と4位でフィニッシュした。
雨の影響を受けた初日、ボウはアダム・ラガと優勝争いをした。中盤までリードしたが、アンドラン・サーキットの3ラップ目の終わりに2位に後退した。日曜日はボウが挽回し、20ポイント差で優勝した。ボウは順位を10ポイントリードしていて、イタリアの最終ラウンドでは2つのレースが残っている。
藤波貴久は土曜日に転倒し、肩を負傷し7位でフィニッシュした。しかし、日曜日に不快感を克服し、表彰台に2ポイント届かなかった。藤波は44ポイントで総合8位に後退した。
トライアル世界選手権の最終ラウンドは10月9日・10日にイタリアで開催する。
トニ・ボウ
「今日は昨日と同じく、1周目と2周目は少し良かった。ゾーンが難しかったので有利になった。最終ラップでは限界を超えたかもしれないので、この優勝にとても満足している。アダム・ラガが各ラップで5ポイント獲得している間、キーはゾーン5で、エラーなしで通過することだったと思う。今日は昨日よりはるかに積極的だったけれど、結果はそれで示すことができた。全体としてとてもポジティブな週末になった。」
藤波貴久
「昨日のクラッシュで肩が痛くなったので、チーム全員、特に理学療法士に感謝し、今日すべてがうまくいくようにしてくれたことに感謝している。今日は昨日2ラップ目、3ラップ目に走っていたペースから始めた。これはレースで慣れているペースに近いものだった。いくつかミスをしたけれど、なんとか回復したと思う。快適だった初めてのレースだったけれど、結果からわかる見て取れると思う。わずか2レースしか残っていないけれど、みなとても接近しているので、まだチャンスがある。最後のレースでは全てを出し切る。」