トライアルGP2019 フランスGP
-トニ・ボウが7連勝でタイトル確定-
レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが7連勝を達成、藤波貴久は5位でフィニッシュ。
トライアル世界選手権フランスGPは、トニ・ボウの優勝で終了した。彼は昨日ポールポジションを獲得し、1ラップ目から今日のレースを支配した。1ラップを通してペナルティと時間によるペナルティ7ポイントを受け、2ラップ目ではわずかにペナルティを受けたが、半分以下のペナルティでフィニッシュした。藤波貴久は、1ラップ目の終盤は2位とわずか1ポイント差の3位だったが、7ゾーンで順位を落とし、5位でフィニッシュした。
次戦は9月22日、スペインで行われる。
トニ・ボウ
「今日は最初のゾーンの間に、違いを確認するのがとても難しいレースだった。とてもスマートなレースをして、バイクの上で快適だった。いつものように、優勝したり良い感覚でいるよりタイトルを獲得することほど良い方法はない。短くても激しい世界選手権だった。今シーズンはかなり円熟したと思う。去年は多くケガをしたけど、今年はバイクで快適さを感じていたし、それは優勝とライディングに現れている。今は休みを楽しみたい。」
藤波貴久
「 1ラップ目はバイクも自身もとても快適だった。いくつかのゾーンではノーミスでフィニッシュして、ブストと2位を争った。でも2ラップ目は、ペースがかなり悪いと感じた。レースとはこんなもので、今は選手権で4位になった。スペインでのラストレースに向けて進みたい。トニ・ボウの26回目のタイトルを祝いたい。彼の家族とチーム全体を祝福したい。彼のチームメイトであることをとてもうれしく思う。」