レプソル・ラリーチーム

-イシドレ・エステベのハイラックスの道筋-

レプソル・ラリーチームがマルセイユまでダカール仕様の新しいプロトタイプと共に到着した。ここからサウジアラビアに長い旅が始まる。

ダカール2021は、フランス・マルセイユ港へ車両を移動することでカウントダウンが始まった。始めに到着したのは、イシドレ・エステベが世界で最も過酷なテストで初めて運転するトヨタ・ハイラックス・オーバードライブだった。ダカール2021のトラック、車、バギー、オートバイなどの大部分が、長い航海を始める前に、厳しい衛生対策を遵守して、ガリック港を通過する必要がある。1月3日から13日まで競合他社、支援、組織、報道機関の間で、約5万台の車両がダカールのキャラバンを形成する。
レプソル・ラリーチームのトヨタ・ハイラックスは、火曜日にマルセイユに到着し、T5トラックワークショップを伴って、アラビア半島で待ち受ける2週間の激しいレースの間、イシドレ・エステベの住む場所になるように手配された。車で6回目の出場を初めてオーバードライブのプロトタイプで挑むエステベには、かねてからのコ・ドライバー、テマ・ビジャロボス、フィジカル・トレーナーのリディア・ゲレロ、3人の信頼できるメカニック、ダビ・ピグルム、カルロス・マンデス、アルベルト・ソラーが同行する。彼らもハイラックスと移動する。
「何年経ってもこの瞬間はいつも特別。車と全ての材料を積む準備ができて、ダカールのスタートがここまで来ていることが分かる。この感覚がうれしいし、とても忙しい日と多くのロジスティック作業の後、レプソルカラーの4x4は、サウジアラビアに向けて出航する準備ができている。レースが始まり、今まで運転した中で最高にすばらしいこの車でどこまで行けるかを体験するのに、ジェダに行く事は楽しみ。この経験がまたできることをとても嬉しく思い、レースまでの日数を数えている。」とエステベは言う。
レプソル・ラリーチームのピックアップ車は、残りの車両と一緒にまもなく航海を開始し、12月30日にサウジアラビアのジェダ港に着く予定。エステベらがハイラックスのセッティングをするのは数日しかない。アンダルシアラリーではダカールのチャンピオン、ナセル・アルアティヤ、カルロス・サインツ、ステファン・ペテランセルに初めて近づいた。

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