モトGP2020 カタルニアGP決勝
-アレックス・マルケスが新たにポイントを獲得-
レプソル・ホンダチームのアレックス・マルケスは、カタルニアGPで13位、3ポイントを獲得。ステファン・ブラドルは17位でレースを終えた。
アレックス・マルケスは、今シーズンのどのレースも完走する何人かのライダーの一人、ホームGPであるカタルニアGPで13位、レースで5つ順位を上げ、3ポイントを獲得した。
ステファン・ブラドルも先週ミサノで右腕のケガに苦しんだが、カタルニアGPの24周を完走した。20番手スタートから17位でフィニッシュした。
アレックス・マルケスは総合16位、ステファン・ブラドルは23位。両ライダーは、10月9〜11日に行われるフランスGPの地、ル・マンでのレースに向けて1週間の休息を取るが、ステファン・ブラドルがその前に今年デビューする新しいコースのポルティマオでのテストでRC213Vに乗る予定。アレックス・マルケスもレイアウトを学ぶためテストに参加する予定。
アレックス・マルケス
「難しいレースだった。もっと暖かいコンディションを期待していたので、フロントにソフトタイヤを使えず、ミディアムで行った。これは僕のミスだった。チームにミディアムを使うようプッシュしたけれど、レース中もっと気温が下がった。良いスタートをした後、タイムを失った。その後レースの中盤は感覚が良くなったけれど、最後にはまたリズムが落ちた。僕のミスで、ルーキーにとって起こり得ることで、これから学ぶことができた。今週末もいくつかのことが分かり、まだ良くなっているし、学んでいる。今はル・マンに向けてポルティマオを訪ねて、どんなサーキットかを見る必要がある。」
ステファン・ブラドル
「みんなが思っていたよりもうまくいった。リアタイヤの理解が難しかったし少し苦労した。レースの最後にはタイヤが劣化して、リズムを落とすしかなかった。レースの中盤はそんなに悪くはなかったし、ポイント獲得に近づいて、よく戦えたと思う。悲しいことにその後リアタイヤが劣化し、後退することになった。しかし、我々はレプソル・ホンダチームとともに、さまざまなことを試し続けている。今はホンダと僕にとって重要なテストのためポルティマオに向かう前に少し休息する。」