モトGP2020 アラゴンGP決勝
-アレックス・マルケスが2位で連続表彰台-
レプソル・ホンダチームのアレックス・マルケスは、アラゴンGPですばらしいパフォーマンスを見せ2位、ステファン・ブラドルは17位で終了した。
最高峰クラスのルーキー、アレックス・マルケスは11番手からスタートし9つ順位を上げ、トップ争いをした末2位でフィニッシュした。この表彰台でアレックス・マルケスは、同じルーキーのブラッド・ビンダーとポイントで並んだ。また、アレックスは中上貴晶とともに、今シーズンのレースをすべて完走している2人のうちの一人である。
チームメイトのステファン・ブラドルは、安定したペースで4つ順位を上げて17位でフィニッシュした。
アラゴンGPを終えてアレックス・マルケスは67ポイントで総合12位、ステファン・ブラドルは8ポイントで21位。
アレックス・マルケス
「正直11位からのスタートで表彰台を期待していなかったけれど、うまくリカバーできた。良いポジションだったので、できることをした。レース終盤にタイヤをうまく使えていることが分かった。すべてのオーバーテイクが楽しかった。でもフロントタイヤが本当に限界だった。それでもまた表彰台に上がれたのはすばらしいことで、それもドライでできた。この週末ずっと我々のポテンシャルを見せることができた。まだ予選で頑張る必要があるけれど、今日達成したことを楽しみたい。また自分を信じて、サポートして、導き、決してあきらめなかったレプソル・ホンダチームに感謝したい。すばらしいマシンを与えてくれたし、レースを楽しめた。」
ステファン・ブラドル
「エキサイティングなレースだった。最後尾からのスタートは最悪だったけれど、いくつか順位を上げ、良い争いができた。ウオームアップの時のペースは悪くなかったけれど、残念ながらポジション的によい結果をもたらすことはできなかった。我々は進化を続けているので、来週さらに改善することができると思う。アレックスにはまたすばらしい表彰台を獲得したことを祝いたい。レプソル・ホンダチームはすばらしい仕事をしている。」