Xトライアル2026 第4戦 イタリア
-レプソル・ホンダチームは年末を華やかに締めくくる-
レプソル・ホンダチームのトニ・ボウとガブリエル・マルセリは、ポンテ・ディ・レーニョのXトライアルで行われた2日間の両日でワンツーフィニッシュを果たした。
開幕の金曜日、トニ・ボウとガブリエル・マルセリは、それぞれ表彰台の1位2位に立った。トニはQ1でわずか7点の減点に抑え、他のライダーを大きく引き離して直接ファイナル進出を決めた。一方、ガブリエル・マルセリは、セクション2と4で苦戦し、Q2に回ることとなったが、小さな転倒がありながらも、最終的にファイナル進出を果たした。
ファイナルでは、Q2で記録したタイムによりマルセリが最初にファイナルのセクションに挑み、トニはスーパーポールで最速タイムを記録したので、ファイナルでは最後にスタートとなった。ガブリはブストとヘミングウェイと最後まで接戦を繰り広げたが、トニ・ボウは序盤から他を引き離す展開を見せた。セクター4で5点の減点を受けたものの、残り2セクターを残した時点で1日目の優勝を決めた。一方のガブリは最終セクションに入る前の段階で2位を確定させた。
2日目は、レプソル・ホンダ・トライアルチームにとって、非常に良い手応えと共に幕を開けた。両ライダーはほぼ完璧な内容のQ1を経て、そろって直接ファイナル進出を決めた。トニ・ボウは唯一クリーン走行を達成し、減点0で通過。一方ガブリは2点の減点に抑えた。スーパーポールではガブリが1:04.6を記録したが、トニがこれを上回り、53.3のタイムでファイナルへ。スタート順はトニが3番手、ガブリが2番手となった。
ファイナルでは、レプソルホンダ勢がグラッタローラとヘミングウェイを上回る強さを見せた。最初の2セクションは、ガブリが開始直後に1点の減点を受けた以外、両ライダー共に完璧に攻略した。しかしセクション3では、4人のファイナリスト全員がクリアできず、いずれも5点の減点を喫した。以降はゾーンの難易度が更に上がり、セクション4ではトニが唯一クリアした。最終セクションに入る時点で、両ライダーは1位と2位を確定させていたものの、優勝の可能性は双方に残されていて、トニは減点9、ガブリは減点13という状況だった。最終周回でガブリはダブル・トリプルジャンプを越えることができず、5点の減点を加えて18点となり、2位が確定。これによりトニ・ボウが優勝を飾った。しかも最後には彼だけが成功させた圧巻の最終セクションで観客を魅了した。
この好成績でレプソル・ホンダチームは、士気を大いに高めた状態でクリスマス休暇を迎えることになった。次戦は1月24日、リーズ(イギリス)で行われる。
