Xトライアル2025 第2戦 フランス・シャンベリー

-ボウが優勝、マルセリが3位表彰台-

トライアル屋内選手権がフランス・シャンベリで再び幕を開けた。昨年12月にマドリッドで行われたXトライアル初戦に続き、レプソルホンダ・トライアルチームは新たな大会形式に適応しつつ、更なる良い手応えを得るべくフランスに挑み、2つの表彰台を獲得するという明確な目標を掲げた。
予選最初のステージでトニ・ボウとガブリエル・マルセリは好成績を収め、アダム・ラガとともに決勝進出を果たした。その後”ラストチャンス”のステージを経て、ハイメ・ブストが競合ライバルたちと共に決勝への切符を手にした。レプソルホンダ・トライアルチームは好調で、トニ・ボウはライバルに対してわずか1ポイントのペナルティでスタートし、ライバルたちは5ポイントを記録した。その後もトニは他のセクションでも高い実力を見せつけ、マドリッドで苦い記憶を払拭、自身のキャリアに新たな勝利を加える結果になった。一方ガブリエル・マルセリは、前回のレースから一歩前進し、序盤から接戦の決勝ラウンドで存在感を示した。マルセリは最後の瞬間まで奮闘し、最終的に3位でレースを締めくくった。彼にとっては今シーズン初の表彰台となった。
次戦は来週ほとんど休む間もなくフランス・クレンモン=フェランで行われる。

トニ・ボウ
「今日は勝ててとてもうれしい。マドリッドでのラウンド後、チーム全員がこの結果に値すると感じている。この数週間我々はとても多くの努力を重ねてきたけれど、それが今回の結果に表れた。レースはとても順調で、素晴らしい決勝になった。最初からとても快適に感じていて、この道を進むべきだと確信している。マドリッドの後、ここで最高のパフォーマンスを発揮するために尽力してくれたチーム全員に感謝している。」

ガブリエル・マルセリ
「今日の結果には満足している。ここ最近の数レースではなかなか自分の調子が戻らず苦戦していたけれど、表彰台に戻ることができたのは非常にポジティブ。ただ、いつもさらなる高みを目指している。レースは順調に進み、良い1ラウンドを走ることができ、決勝進出を果たした。良い週末になり、チームの努力に心から感謝している。」

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