
トライアルGP2025 開幕戦 スペイン
-レプソル・ホンダチームのライダーたちがダブル表彰台を獲得-
レプソル・ホンダチームは今シーズン開幕戦で、2つの表彰台を獲得して好スタートを切った。
新しい規則がトライアルGP瀬会選手権の幕開けに大きな影響を与え、マラガのベナハビスは注目の舞台となった。新シーズンではルールに大きな変更があり、まず従来の”セクション”という呼び方が”レース”に変更になった。さらに各セクションをクリアするための制限時間が60秒に短縮され、レースのテンポと技術的難易度の両方が高まった。ポイントの付与も1日2回、各レース終了後に行われるようになり、1日に行われる表彰式は1回のみ。その日の総合成績に基づき、上位3名のライダーが表彰される。トップカテゴリーはさらに重要な変更があり、各日の最後には「パワーセクション」と呼ばれる特別区間が導入され、ここで追加ポイントが獲得できる。また一部のラウンドでは、「スーパーテストセクション」が実施され、TR1クラスのライダーはその結果により翌日の出走順が決定される。
レプソル・ホンダチーム、週末を成功で締めくくる
ベナハビスでのトライアルGP第2日目、トニ・ボウは安定した走りを見せ、最初のレースで優勝、2戦目でも2位を獲得した。一方ガブリエル・マルセリも安定したパフォーマンスを披露し、1本目のレースで4位、2本目では3位表彰台に上がった。チームは両選手の活躍により週末を素晴らしい成績で締めくくる事ができた。
次戦は4月12日と13日にポルトガル・ヴィアナ・ド・カステロで開催される。

