Xトライアル2024 第6戦エストニア
-ガブリエル・マルセリが表彰台を獲得-
エストニアのTallinnで開催されたXトライアルは、ガブリエル・マルセリが2位に入り、11月16日にパンプローナで行われる最終イベントに臨む前に総合2位を争うアドバンテージを得ることができた。
最初のラップは僅差で推移し、トニとガブリ、さらにはハイメが合計5ポイントのペナルティポイントだったが、第2ラウンドでは4人のライダーの差はわずか1ポイントで非常にエキサイティングで互角の展開が予想された。2ラップ目では平等度がさらに高まったが、驚くべきことにゾーン3でミスをしたトニ・ボウが4位となり争いから脱落した。第3フェーズと最終フェーズではブストとビンカズがライバルとなり、マルセリは勝利を目指してガスガスのライダーと真っ向勝負を繰り広げ、最後のエリアでブストに有利な判定が下された。
トニ・ボウ
「2ラップ目のゾーン3で小さなミスがあったので、決勝から除外されてしまった。最も単純なトライアルでは、些細なことからこのようなことが起こる可能性がある。セーブしようとしたけれどできなかった。幸いアンドラでおこなれた前戦でタイトルを決定させていて、ここでは何も賭けていないという事実だけが残った。我々はパンプローナでの最後の使命に大きな熱意を持って臨み、トップに戻ることができるよう改善し、これらのミスをしないようにしたい。」
ガブリエル・マルセリ
「実を言うと、一日中バイクに乗っている時の感覚は良かったけれど、おそらくアンドラにいる時ほど鋭敏ではなかったのだろう。最後まで優勝を目指して戦ったけれど、あと1点で優勝を逃してしまった。良い点はレース毎に勝利に近づいているということ。それで我々は同じ気持ちで戦い続ける。総合順位ではハイメに6ポイント差があるので、2位のチャンスを得るにはパンプローナで100%の力を出し切ることが重要。」