
トライアルGP2024 最終戦
-ボウが新たに2勝してシーズンを締めくくる。マルセリが総合2位を獲得-
アウトドア・トライアルはレプソル・ホンダチームが2冠をを達成し終了した。
前戦ではボウが新たなタイトルを確定し、マルセリが2位を獲得し、トライアルGPでの自己ベストを達成した。今回の最終戦では、トニ・ボウ、ハイメ・ブスト、ガブリエル・マルセリの表彰台で幕を閉じた。トニ・ボウと、ガブリエル・マルセリは、アウトドア・トライアルで再び輝きを放った。カタルーニャ地方のリポルで行われたレースでは、トライアルの最も競争力の高い側面が示された。2位のマルセリと、追撃するハイメ・ブストには7ポイントの差があった。2日間の熱戦を経て、マルセリは総合順位で優位性を確固たるものにし、3位を2回獲得し、初めて世界選手権2位を獲得した。一方、トニ・ボウは自身のポテンシャルを最高ベレルに維持し、新たに2勝を積み重ね、最後のイベントを最高の形で終えた。
トライアルGPはシーズンが終了したが、レプソル・ホンダチームのライダーは10月5日にアンドラで行われるインドア・トライアルレースに参戦する。
トニ・ボウ
「地元レースで2勝を挙げチームは選手権でも2冠を達成し、これ以上臨むべくもない最高の形でシーズンを終えた。シーズンのバランスはとても良く、第2戦イタリア以外の全てのレースで勝利を収めることができたので、チームの素晴らしい仕事に感謝している。この機会を利用してチームメイトのガブリが選手権で2位になったことを祝福したい。今年は我々にとって素晴らしい年だった。
ガブリエル・マルセリ
「2位を達成できてとてもうれしい。今年は我々にとってとてもポジティブな年で、いくつかのミスもあったけれど、最終的には2024年の初めに設定した目標を達成することができた。チームは最後まで全力を尽くし、各レースで学ぶことができた。素晴らしい仕事をしてくれた皆さんにとても感謝している。まだXトライアル世界選手権が残っているけれど、すでに来年に向けてもう一歩前進することを目指している。」

