20位からスタートしたジョアン・ミルは、好スタートを切り、レース序盤で順位をあげることができた。ライバルによる転倒が相次ぎ、ミルはその状況に応じて10位でレースを終えた。その後、他のライダーによるペナルティにより9位に浮上し1ポイントを獲得した。一方ルカ・マリーニも良いペースを維持していたが、レース終盤にクラッシュしたライダーの一人になってしまった。両ライダーとも明日のメインレースに向けて感覚を良くできるよう、チーム一丸となって厳しい仕事に取り組む。

ジョアン・ミル
「今日はバイクの感覚が良くなった。コース上には濡れたエリアがあり、コンディションは決して簡単なものではなく、混乱したレースになった。素晴らしいスタートで数人のライダーを抜いて後ろのグループを引き離し、レースのほとんどをラウル・フェルナンデスと共に走った。その後マルク・マルケスと接触してしまい、3〜4順位を落とした。昨年クアルタラロと僕の間で同じような事故があり、次のレースで二人ともロングラップペナルティを受けた。」

ルカ・マリーニ
「ウェット路面が多く、風もとても強く、クレージーなレースだった。とてもミスをしやすく、スプリントレースではみんなしっかりプッシュして追い抜こうとするので、とても難しい。特に通常の状況下で困難を抱えている我々にとって、それはとても難しかった。他の多くのライダーと同じように、ターン5で単独でクラッシュした。とても風が強くて、外側の広い濡れたエリアに入ってしまった。体は問題ないので、明日また頑張る。」

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