モトGP2024 カタールGP決勝
-レプソル・ホンダチームにとって波瀾万丈の日曜日-
難しい展開だったスプリントレースを経てレプソル・ホンダチームのライダーは順位を上げ、RC213Vの開発に向け距離を蓄積することを目的としてコースに出た。
ジョアン・ミルは良いスタートを切り、グリッドの6列目からトップ10に近づくまでなんとか順位を上げた。周回が進むにつれてミルはグループ内で良いペースを維持し13位でフィニッシュした。この結果3ポイントを獲得した。
一方ルカ・マリーニは、昨日からの問題を解決できず20位に終わった。マリーニはポルティマオまでの2週間でより良いパフォーマンスを得るためにホンダの弱点を理解することに重点を置く。
ジョアン・ミル
「良いレースができた。順調にスタートを切りいくつか順位を上げた。久しぶりにライディングを楽しめたので良かった。後方からスタートするのは簡単ではないけれど、レースの大部分でクアルタラロについていくことができた。最後の5周で彼よりも何かを持っていると感じたので、彼を抜き一瞬でも離すことができた。でも最後の2周でタイヤがかなり弱ってしまい、順位を落としてしまった。それでも我々はこれまでやってきたことすべてに満足し学び続けている。」
ルカ・マリーニ
「他のホンダライダー、特にミルが良い順位を争うのを見るのは新鮮。我々としては今日は週末全体と同じラインを走り続けたけれど、小さな問題が発生してレースに制限がかかった。レース中に多くのことを理解することができた。これはとても重要なことだけど、特にミラーが遅れていることに気付いた時がそうだった。彼のライディングを研究するために彼を追い越させた。それでより理解が深まり、前向きな結果が得られると思う。テストを続けてより快適に感じるには時間が必要。」