モトGP2024 イタリアGP決勝
-ルカ・マリーニが母国GPを20位で完走-
イタリアGPはレプソル・ホンダチームにとって難しい挑戦になった。ルカ・マリーニは、HRC公式カラーを着て初めてイタリアの地でレースに臨み、24番グリッドからスタートし、昨日のトラック上での感覚をなんとか向上させた。マリーニは20位でフィニッシュし、ホンダでさらに距離を走り、明日同じコースでテストを行う。もう一方のレプソル・ホンダチームのライダー、ジョアン・ミルは、18番グリッドからスタートしたが、7周目のターン1で転倒し、GPのどちらのレースも完走できなかった。
カザフスタンGPが9月に延期になり、モトGP世界選手権は3週間の休養を経て、伝説のアッセン・サーキットでオランダGPが開催される。
ジョアン・ミル
「レースの序盤はバイクの感覚も良く、全ては良い方向に進んでいたと思うので、7周でクラッシュしたのは残念だった。フロントをプッシュすることができて、ポル・エスパルガロと争うことができた。前のグループが離れ始めてちょっとしたバトルになっているのが見えた。ターン1に進入し、彼の後ろでブレーキをかけた時、バイクのフロントのグリップを失い転倒した。残念だけど明日のテストに向けていくつか試す準備ができている。」
ルカ・マリーニ
「(前戦)バルセロナよりもレースはより良かった。最後の7周では感覚が良く、ペースはトップ10に近いものだった。距離が遠すぎるので、まだやるべきことがあるのは明らかだけど、現在は正しい方向に進んでいる。ファンにこれ以上のパフォーマンスを見せられなかったのは残念だけど、将来的にはもっと良くなるだろう。ペースはかなり良くなったが、引き続き最終的な詳細に取り組む必要がある。明日のテストがいろいろ試す良い機会になる。」