モトGP2024 ドイツGP決勝
-ルカ・マリーニが今期初ポイント-
土曜日今季最高のスプリントレースを終えたレプソル・ホンダチームのルカ・マリーニは進歩を確認し、日曜日に今シーズン最高のパフォーマンスを発揮した。18位からスタートしたマリーニは、最終ラップまでポイント争いを繰り広げ、最終的に15位でフィニッシュした。
一方もう一人のレプソル・ホンダチームのライダー、ジョアン・ミルは、週末を通してのハードワークが期待されたほどの結果をもたらせなかった。ホンダのセットアップに対するたゆまぬ調整があったが、ミルは快適に走行できるセットアップを見つけることができず、最終的に18位でフィニッシュした。
モトGPはほぼ1ヶ月の夏休みに入り、8月初旬のイギリスGPで再開される。
なお、このレースでマルケス兄弟がそろって表彰台を獲得したが、1997年レプソル・ホンダチームの青木拓磨が兄の宣篤と栄誉を分けあって以来の快挙となった。
ジョアン・ミル
「我々はこの週末を利用して起こったことを今後どのように回避するかを理解する必要がある。自分のポテンシャルを最大限に発揮することができず、他のホンダライダーよりも多くの困難に直面した。そこから多くを学ばなければならない。チームとすでにデータを分析していて、これから何を変更すべきかについていくつかのアイデアがある。我々は努力をやめず、目標を強く持ち、シルバーストーンに戻りたい。」
ルカ・マリーニ
「今シーズンの上半期に我々が成し遂げたことには全体的に満足している。もちろんこれほど困難に陥るとは予想していなかったけれど、今では状況が好転し始めている。最初のレースでの我々の努力は実を結び始めて、今は夏休み後に何が起こるかを見なければならない。今日と最初のレースとの差は良好で、コースの影響もあるけれど、我々は改善している。ホンダ全員が同じ方向を向いて取り組んでいる。少し休みを挟んでこのまま続けていきたい。」