レプソル・ホンダチームのライダーは、RC213Vの新しいパッケージをテストし理解するという明確な目的を持ってサーキットに臨んだ。昨日までの2日で起こったように、ジョアン・ミルは今週末に実施された変更にまだ満足していない。しかしレプソル・ホンダチームのライダーはレースが進むにつれてペースを上げ、15位でゴールラインを通過した。一方ルカ・マリーニは良いスタートを切り、レース序盤でポイント圏内に近づくことができた。しかしライバルたちに追いつくことができず17位に終わった。

ジョアン・ミル
「困難な週末が終わりを迎えようとしているけれど、このサーキットではこうなるだろうと分かっていた。GP中これから役立つだろうことをいくつか試したけれど、今週末は複雑だった。次のレースでは我々はさらに強くなり、最初のレースでできたことを取り戻すことができると確信している。長期的な視点で取り組み続ける必要がある。まだ一歩が踏み出せていない。」

ルカ・マリーニ
「今日はホンダのライダーとして最高のレースだった。スタートでとても力強さを感じた。スリップストリームで中上の後ろで多くの時間を過ごしたので、フロントの温度が上がった。ペースがあったように感じたけれど、彼を抜くことができなかった。正直彼は良いライディングだった。ここでのグリップ不足は全てのライダーにとっていつも難しい状況なので、集中力を失わずどこで強く走るかを考えるのは賢明ではない。バイクは改善されていて、感覚も良くなってきているので、次はさらに良い結果につながると思う。まだまだレースはある。」

2024年 モトGPカレンダー