モトGP2024 オーストリアGP2日目
-レプソル・ホンダチームは多忙な一日を過ごす-
土曜日のスプリントは、レプソル・ホンダチームの2人のライダーに取って難しい展開となった。2週間前のイギリスGPのように、2人のライダーはグループの中盤で戦う強さを見せたが、ルカはスタートが悪く、ジョアンは2回のロングラップペナルティを喫した。これらが順位の回復を難しくした。
18番手からスタートしたルカ・マリーニはスタートがうまく行かず、第1セクターで23位に後退した。最初のコーナーの後、良いリズムをつかみトップ15のライダーたちに迫ったが最終的に17位でフィニッシュした。一方、ジョアン・ミルは良いスタートを決め、ヨハン・ザルコとラウール・フェルナンデスと15位を争った。しかしレース後半、2回連続でロングラップを食らい、グループ内で戦う選択肢を失ってしまい、最終的に19位でフィニッシュした。
日曜日の決勝レースは通常通り日本時間の午後9時から開催される。
ジョアン・ミル
「レースは良いスタートができて、順位を回復することができた。しかし、ラウール・フェルナンデスと接触してしまい、順位を4つほど落としてしまった。その後ロングラップペナルティが課せられ大きく遅れをとってしまったけれど、できる限りにことをした。我々のペースははるかにすぐれていたので残念。明日もこのようなコンディションではグリッド上の全員にとって厳しいレースになるだろう。」
ルカ・マリーニ
「スプリントにはもっと期待していた。スタートがうまく行かなかったし、この暑さではカーボンブレーキを管理するのがかなり難しい。ポジティブなのは日曜日に向けて、また、これからの開発のためにいつかのことを学べたこと。レースに入ると追いつくことを考えて許容範囲のペースを出せたけれど、最初のラップで大きく遅れを取ってしまった。」