レプソル・ラリーチーム

-ダカール・ステージ8-

レプソル・ラリーチームのデュオは、砂丘での障害とショックアブソーバーのトラブルで30分以上を失った。

イシドレ・エステベとテマ・ビジャロボスは、これまでのレースで最も困難なステージを克服し、2023ダカールの最初の週を締めくくった。彼らは一連の砂丘に引っかかって10分を失い、残り140kmの地点で左後輪のショックアブソーバーが破損し、左前輪のダブルユニットが損傷していることに気づき、スペシャル終了まで減速を余儀なくされた。それでも上位30位(全体で28位、T1部門で26位)でRiadの休息日に辿り着いた。

昨日のスペシャルからの良い感覚は、今日の最初の数キロでも繰り返され、砂丘の正確なコードが点在する石と砂のエリアでモロッコを良く連想させる地形だった。まさにその砂丘が最初の課題になった。
「ステージの最初から石に気を付けながら、とても速いペースで走った。でも170kmの砂丘エリアで、Khalid Al Qassimiがひっかっかった穴に入り、抜け出せなかった。テマがすぐに車から降りて、シャベルで正常な状態に戻したけれど、これに10分かかった。」
それからエステベは最初のペースを取り戻した。残り140kmからが本当の問題の始まりだった。
「トヨタを抜いたとき、我々はとても激しくぶつかり、大きな音がしたことに気付いた。ニュートラルゾーンに着くと、テマは車から降りて、簡単な診断をしてくれた。衝撃でリアの2つのショックアブソーバーの1つが壊れていて、前輪のショックアブソーバーもオイルが抜けていることが分かった。コントロールゾーンを通過した時、テマは壊れたショックアブソーバーを結束バンドを使って固定し、コースに戻った。」
スペシャルの3分の1が完了すると、エステベはサバイバルリズムで走るしかなかった。
「車は完全にバランスが崩れていたので、速度を落とし、2番目のショックアブソーバーを壊す可能性があったので、リアアスクルのサスペンションをぶつけないように細心の注意を払うしかなかった。」
このステージ8での後退で、30分の長い時間をロスし、この日は56位、T1では32位に後退したが、全体的にはほとんど順位を落とすことはなかった。
レプソル・トヨタ・ラリーチームにとって、力を集めてくるべきことに備える時が来た。
「今日のスペシャルは複雑で、これまでのレースでおそらく最も難しいものだったけれど、今夜から明日の間に車を簡単に修理出来るし、その後の影響はないだろう。重要なことは、休息日にしっかりと回復し、ダカールの2週目に向けて立て直すこと。1週目よりも複雑になると思う。」

ダカールのキャラバンは今夜と明日一日、Riadの野営で休息し、そこから火曜日に再びスタートする。この日から、Dammamでレースが終了する日曜日まで1200km以上のスペシャルステージが6つのステージに分けられる。

Clasificación etapa:
1. Sebastien Loeb (Prodrive) 3h 34’24”
2. Nasser Al-Attiyah (Toyota) +02’11”
3. Carlos Sainz (Audi) +03’31”
4. Henk Lategan (Toyota) +04’53”
5. Jakub Przygonski (Mini) +10’19”

56. Isidre Esteve (Toyota) +51’39”

Clasificación general:
1. Nasser Al-Attiyah (Toyota) 31h 02’58”
2. Henk Lategan (Toyota) +1h 03’46”
3. Lucas Moraes (Toyota) +1h 20’22”
4. Sebastien Loeb (Prodrive) +1h 52’06”
5. Giniel de Villiers (Toyota) +2h 04’20”

28. Isidre Esteve (Toyota) +6h 02’18”

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