レプソル・ラリーチーム

-ダカール・ステージ4-

レプソル・トヨタ・ラリーチームのドライバーは、33位でこの日を終え、総合順位でさらに3つ順位を上げて30位になった。

イシドレ・エステベとテマ・ビジャロボスは、425kmのスペシャルステージを33位でフィニッシュした。レプソル・トヨタ・ラリーチームのドライバーは、このステージ4の前半でリアデフの温度の問題に見舞われたが、第2ステージで部分的に解消され、見事に回復した。
大量の砂と長距離という本物のダカールがやってきた。イシドレ・エステベとテマ・ビジャロボスは、ステージ開始直後に恐れられていたアラートが鳴り響くまではそれぞれの瞬間を味わった。
「走行距離が30km近くで、140℃で作動していたリアデフに過熱警告が出たので、コース上でストップ。テマによると、通気性を改善するために、一部の雨よけカバーを取り外すことにした。しかし、10km後にダッシュボードの警告灯がまた点灯したので、もう一回止まって完全に点検し、考えられる原因を検証した。2回のストップで約13分のロスがあったけれど、異常は見られないので減速しなくてはならなかった。これでエンジンからの最大パワーを引き出すことができなかったので、砂丘を登るのは本当に試練に変わった。」
スペシャルの途中で少し手の抜けるエリアがあり、そこで10分間の休憩ができた。これでこの日の解決策は予想外にやってきた。「この10分間でデフの温度が90℃までさがり、魔法のような停止だった。驚いたことに、この時点から通常の温度範囲(100〜120℃)を維持しているので、アタックすることができた。キャンプで車を徹底的にチェックして、何が起こったのか確認する必要がある。」
疲労についてイシドレに尋ねると、「思っていたのとは反対に、毎日感覚が良くなっていると言わなければならない。1週間でトラブルに見舞われたのは1回だけで、第2ステージでは壊れた石の多い地形とヘルメットが絶え間なくバタンと音を立てるような狭い部分が多く、1日の終わりには激しい頭痛があり、ややめまいがした。しかしその後、日を追う毎に自身がより強くなっていることを実感している。リディア・ゲレロが毎日の終わりにしてくれている理学療法の仕事に感謝している。
石や壊れたステップがあるステージよりも、砂のステージの方がはるかにうまくいくと感じている。車は砂丘でとてもうまく機能して、今後の展開に自身を持っている。」

明日のステージは、それを証明する瞬間になるだろう。ステージ5は、Ha'ilでスタート、フィニッシュのループで、完全に砂の上で行われる初めてのステージになる。常に恐ろしいラクダ草が点在する砂丘の尾根を373km進む、最も熟練したダカールラリードライバー向けに設定されたルートである。

Clasificación etapa:
1. Sebastien Loeb (Prodrive) 4h 11’34”
2. Stéphane Peterhansel (Audi) +13”
3. Carlos Sainz (Audi) +1’50”
4. Nasser Al-Attiyah (Toyota) +2’06”
5. Yazeed Al Rajhi (Toyota) +7’04”

33. Isidre Esteve (Toyota) +1h 08’46”

Clasificación general:
1. Nasser Al-Attiyah (Toyota) 16h 34’13”
2. Yazeed Al Rajhi (Toyota) +18’18”
3. Stéphane Peterhansel (Audi) +18’52”
4. Carlos Sainz (Audi) +32’55”
5. Henk Lategan (Toyota) +45’25”

30. Isidre Esteve (Toyota) +2h 58’34”

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