レプソル・ホンダチームのトニ・ボウとガブリエル・マルセリは、昨年のマドリッドの結果を再現するダブルを達成。

Xトライアル第6戦マドリッド大会が行われ、トニ・ボウが優勝し再び世界チャンピオンを獲得した。これは17度目のタイトルで、アウトドアと合わせて34回目のタイトルになる。チームメイトのガブリエル・マルセリも価値のある2位を獲得し、昨年もマドリッドで達成した表彰台を再現したマドリッドの観客の前で新たな勝利を収め栄冠に輝いた。
午後はレプソル・ホンダチームのライダー二人にとって無敵のスタートを切った。ボウは最初の2ラウンドで勝利し、3位のマルセリとともに決勝に進出し、マドリッドで5位に入れば充分だったので数字上タイトルを確定させた。決勝でマルセリが最終ゾーンまでレースをリードしたが、そこでミスをして2位に降格した。ボウはゾーン2で大きなミスをしたが、マルセリが成功できなかったゾーン4で挽回した。その後冷静さを取り戻し今季6戦で5勝目を挙げた。
シーズン最終戦は、来週フランスで行われる。

トニ・ボウ
「とてもうれしい。レプソルの本拠地のマドリッドでタイトルを獲得することが重要だった。さらに3ラウンドすべてで勝ち、とてもエキサイティングな決勝を迎えたけれど、ガブリがとても難しくした。1-2フィニッシュでここを去ることは信じられないことだけれど、34回目のタイトルを獲得することはさらに素晴らしいこと。重要なことはいつもタイトルを獲得することだけれど、勝利でタイトルを獲得することが重要。決勝はゾーン1でとてもうまくスタートできたけれど、ゾーン2でミスをしてとても難しい状況になってしまった。差がついたのはゾーン4で、その壁を乗り越えるのはとても難しかったけれど、それを達成できてガブリと並んだことがとても良かった。最終ゾーンでの勝利は素晴らしかった。」

ガブリエル・マルセリ
「今日のライディングはとても良かったので、決勝ではずっとトニについていくことができて場合によっては勝利することもできた。最終的には2位でフィニッシュできた。トニとはわずか2ポイント差だったので、とてもポジティブな結果で、とても満足している。すべては最終節で決まったので、我々にとっても、マドリッドに見に来てくれたファンにとっても、とても興奮した。もう一度表彰台を獲得できたことはとてもポジティブで、選手権で3位を維持できるので、シーズンの進み具合にはとても満足している。」