Xトライアル2023 パンプローナ

-今シーズン2回目の1-2フィニッシュ-

Xトライアル第3戦でトニ・ボウが優勝、チームメイトのガブリエル・マルセリが2位表彰台

Xトライアル第3戦がスペイン・パンプローナで開催され、レプソル・ホンダ・トライアルチームのトニ・ボウが優勝、ガブリエル・マルセリが2位表彰台を獲得した。ハイレベルの戦いになった1ラップ目は、トニ・ボウがペナルティポイントをわずか3ポイントしか受けなかったが2位、2ラップ目はさらにミスが減ったにもかかわらず3位で決勝進出を決めた。ボウはイベントの最も決定的な瞬間に冷静さを保つ方法を知っていて、わずか3ポイントのペナルティポイントで勝利を収めた。一方マルセリは、1年前にチームに加入して以来進歩を見せている。最初のラップで3位になり、チームメイトよりわずか1ポイント差だった。2ラップ目はエラーなしで完全に完了し決勝に進出した。決勝では最初のセクションでペナルティポイントを得て、最後のセクションでは良いパフォーマンスをして、ハイメ・ブストとの争いで名誉ある2位を獲得した。第3戦を終えてトニ・ボウが58ポイントで総合順位でリードを広げ、ガブリエル・マルセリは、40ポイントで3位を維持した。次戦は4月7日にフランスのボルドーで行われる。

トニ・ボウ
「精神的に複雑で、すべてがとてもタイトだった。決勝で自分の最高のレースができ、とても満足している。ライバルが圧力をかけてきたので、大きな価値のある勝利になった。決勝では力強く、最初からプッシュしなければならないことは分かっていた。我々はアグレッシブにやってきたし、それがとてもうまく行っている。また、新しい街でのレースで、とても情熱的なファンの前で新たな勝利を獲得できたことはとてもうれしい。」

ガブリエル・マルセリ
「レース中とても安定していて、成し遂げた仕事にとても満足している。目標を達成できたし、レースを通してとても良い感覚だった。2位を獲得したことは選手権にとってかなりのポイント数で、素晴らしい結果になった。今総合3位につけていて、差を縮めている。次のレースの目標は勝つために戦うこと。」

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