トニ・ボウがバルセロナで16回目の勝利をあげる。ガブリエル・マルセリは、自己ベストの2位に並ぶ。

インドアトライアル世界選手権の新しいシーズンの開幕は、レプソル・ホンダ・トライアルチームにとっては最高の結果になった。トニ・ボウは、昨シーズンの締めくくりと同じく優勝でスタートした。ガブリエル・マルセリは、2位で表彰台に並んだ。
バルセロナでトニ・ボウは、1ラウンド目にミスをしたにもかかわらず、2ラウンド目に挽回し、1位で決勝に進出した。ボウはバルセロナでの16回目の勝利でイベントを締めくくった。
ガブリエル・マルセリは、チームで2シーズン目をスタートし、表彰台をもたらした。レースのスタート時に不運があったが、決勝へ導く第2ラウンドがあり、ハイメ・ブストとの争いの末2位になり、自身のインドア選手権での最高の結果に並んだ。
この結果、トニ・ボウが21ポイントで総合順位をリードし、チームメイトのガブリエル・マルセリが15ポイントで続く。第2戦は3月11日、オーストリアで行われる。

トニ・ボウ
「バルセロナで優勝してシーズンをスタートできてとてもうれしい。最初のラウンドでは少し遅れたけれど、2ラウンド目でより快適に感じることができて、1位で決勝に進むことができた。最後のラウンドはとても良かった。感覚が良く、しっかりと乗れた。」

ガブリエル・マルセリ
「2週間前に転倒して膝に痛みを感じてここに来たので、思うようにトレーニングできていなかった。最初のラウンドで違和感を感じ始め、それが影響したけれど、最終ラウンドに達し、トニと一緒に表彰台に立つことができた。とてもうれしい。我々は最後まで戦っていた。次のイベントでもこのように続けていきたい。」