レプソル・ホンダ・トライアルチームのトニ・ボウはサンマリノで2勝を挙げた。ガブリエル・マルセリは土曜日のレースで自己ベストの2位を達成、日曜日は6位だった。

トライアルGPの第4戦がサンマリノで開催された。土曜日のレースは、レプソル・ホンダ・トライアルチームが1位と2位を獲得。日曜日にレースはトニ・ボウが新たに勝利を加え、選手権のリードを広げ、マルセリは6位で終了した。
トニ・ボウは土曜日、好調なスタートを切って1周目からリードし、ほとんどミスを犯さなかった。これで今季4勝目を挙げ、再びトップに立った。しかし、日曜日は複雑な地形により、更なる困難を伴う1日になったが、最初のラップでは3位だった。彼は2ラップ目でその差を縮め、ペナルティが最も少なくなりこの日も優勝した。
一方ガブリエル・マルセリは土曜日、チームメイトと共に表彰台に上がる2位を獲得し、トライアルGPでの自己ベストポジションになった。1ラップ目にすでに表彰台圏内に留まり、ブストと並んだ。2ラップ目では素晴らしい走りで巻き返し、最終的に2位に浮上した。日曜日はマルセリにとってさらなる困難な日になった。1ラップ目で5位だったが、2ラップ目でも挽回できず、ポイントで5位に並ぶ6位で終了した。
第4戦を終了し、トニ・ボウは151ポイントでリードを広げ、ガブリエル・マルセリは111ポイントで3位を維持している。第5戦は来週末アンドラで開催される。

トニ・ボウ
「素晴らしい勝利を収めて、今週末にはとても満足している。チームが素晴らしい仕事をしてくれて、本当に素晴らしかったので、感謝したい。1周目はミスが多く、立ち直るのに時間がかかったけれど、最終的には目的を達成することができた。選手権はとても接戦なので、我々は努力をし続けなければならない。アンドラで全力を尽くして最高の結果を得るために、今はミスを改善しなければならない。」

ガブリエル・マルセリ
「我々が望んでいたような1日が始まっていないということ。土曜日は雨が降っていたので、セクションはかなり複雑になった。感覚を見つけることができず、時間通りに起きることができなかった。結局自分たちが思うような結果にはならなかった。日曜日の6位という結果にもかかわらず、週末のバランスも同様にポジティブだったと思う。総合3位を取り戻したことはとても重要。アンドラに向けてバッテリーを少し充電し、すべてを出し切りたい。」