トライアルGP2023 日本GP

-トニ・ボウは優勝と2位、マルセリは両日ともに4位-

レプソル・ホンダ・トライアルチームのトニ・ボウは、土曜日に優勝、日曜日は2位で表彰台を獲得した。ガブリエル・マルセリは両日ともに4位だった。

レプソル・ホンダチームは3年間訪れなかった日本のもてぎで行われたトライアルGP第3戦に出場した。トニ・ボウは土曜の初日を素晴らしいラップ2の末に勝利を収めた。日曜日はポイントでトップと並んだが、タイムで2位になった。ガブリエル・マルセリは両日とも表彰台に迫る4位でフィニッシュした。
前日の雨の影響で多くの複雑な状況が発生し、トニ・ボウは土曜日の1ラップ目にいくつかミスをして3位に後退した。ミスの余地はなく、32回のチャンピオンを誇るボウは、はるかに強力に2ラップ目を終了し、初日に勝利を収めた。日曜日は2ラップ目に巻き返しようやくトップとポイントで並んだが、より多くのタイムがかかり、表彰台の2段目に甘んじなければならなかった。
一方、ガブリエル・マルセリは初日、より安定したレースを見せたが、表彰台に近づいたものの、4位でフィニッシュした。1ラップ目でいくつかのミスをして6位だったが、表彰台まであと2ポイントに迫る4位でフィニッシュした。
トライアルGP第3ラウンドを終えて、トニ・ボウは111ポイントで総合1位に並んでいる。ガブリエル・マルセリは84ポイントで総合3位に並んでいる。次戦は6月9日から11までサンマリノで行われる。

トニ・ボウ
「ここでのレースはホンダのホームで、日本で勝つことは我々にとって重要で、いつも特別なもの。土曜日は難しいセクションだったけれど、2ラップ目ではドライになり難易度が下がった。最終結果にとても満足している。日曜日は我々にとって難しい日だった。ミスも多かった。2ラップ目終了時点で優勝争いの可能性があり同点だったけれど、タイムの関係で2位だった。次のレースでは、タイトル争いはかなり接近しているので、とても集中しミスをせずに最高のレースをする必要がある。」

ガブリエル・マルセリ
「今週末は我々が望んでいたような展開にはならなかった。少し苦い4位を2回続けた。土曜日のウェットは自身の最高のスタイルではなかったけれど、ドライの方が快適に感じた。日曜日は1ラップ目で多くミスをしたけれど、運良く2ラップ目ではかなり挽回することができ、良い結果だったと思う。ポジティブな事は我々はまだ選手権で表彰台を争う戦いの中にいて、この週末から多くのことを学んだ。誰もが我々をとてもよく扱ってくれて、日本のファンはとてもサポートしてくれたと感じた。」

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