モトGP2023 スペインGP決勝
-レクオナがポイント獲得まで0.3秒差の16位完走-
マルク・マルケスの代役ライダー、イケル・レクオナが16位、ジョアン・ミルは2周目に転倒
モトGP第4戦、スペインGPは、昨日より気温が低い曇り空の下、スプリントレースと同じく、レースも1周目の第2コーナーでのアクシデントで赤旗中断になった。24周のレースでリスタートし、イケル・レクオナは周回ごとにペースを上げ、いくつか順位を上げた。最終的にレクオナは16位でフィニッシュラインを越えた。ジョアン・ミルは好スタートを切り、序盤でいくつか順位を上げた。2周目17位を走行中、ミルは転倒し早々にリタイヤした。
月曜日、レプソル・ホンダチームは、同コースでジョアン・ミルと1日テストを行う。
ジョアン・ミル
「週末の高温で、すべてがより厳しくなった。バイクを理解し、いくつかの制限を克服するためにまだ取り組んでいる。プッシュしようとすると、限界に達したような感じ、フロントを失う。これはバイクと自身のスタイルの組み合わせ。幸い明日はそれに取り組むテストがあるので、明日はベースセッティングを少し改善できると思う。今週末ホンダがステファンと何をしようとしていたかを見て、我々の助けになるものがあると思うので、明日のテストは楽観的。我々はまだ初期段階にあり、このバイクでのレースはわずか4回で、改善のために努力を続ける必要がある。」
イケル・レクオナ
「まず最初に言いたいのは、この週末は夢のようだった。モトGPのオフィシャルファクトリーライダーとしてスペインGPに参戦できたということ。レプソル・ホンダチームの一員として、子供の頃から思っていた瞬間だった。HRC、レプソル、そしてここにいる全てのクルーにここから感謝している。みんなとてもよく頑張ってくれて、みんながとても助けてくれた。バイクに乗るたびに速くなり感覚が良くなった。レースでは最初の10周はグループにとどまることができたけれど、その後フロントタイヤのグリップが少し落ちたように感じ、それがどう処理したら良いか分からずタイムロスをした。それから終盤にかけて、バイクとタイヤについてより理解が深まり、ラウルに対して多くのことを得ることができた。あと半周すれば彼を捕らえてポイントを獲得できたかもしれない。ポイント獲得がかかっているとは知らなかったけれど、とにかく素晴らしい週末だったし、とても満足している。もう一度ありがとうを言いたい。今は次の週末のバルセロナで行われるWorldSBKに集中したい。」