モトGP2023 サンマリノGP決勝
-マルク・マルケスが7位でポイント獲得-
レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスがサンマリノGPのレースで9ポイントを獲得。ジョアン・ミルは転倒して履帯を余儀なくされた。
ミサノ・サーキットでのモトGP今シーズン第12戦は、レプソル・ホンダチームにとってまったく異なる結果になった。9番手からレースをスタートしたマルク・マルケスは、良いスタートをして1コーナーでは2つ順位を上げた。27周の間でマルケスは6位にもなり、トップ5にも近づいた。最終的には安定したペースを維持し7位でフィニッシュ、9ポイントを獲得した。
ジョアン・ミルは、ミサノのレースを22番グリッドからスタートした。最初のラップで競り合い、いくつか順位を回復し、ラップ毎にペースを上げた。しかし、11周周回後転倒を喫し、レースをリタイアした。
月曜日はレプソル・ホンダチームは同じコースで丸1日テストに取り組む。次戦は9月22日〜24日、ブッダ・サーキットでインドGPが行われる。
マルク・マルケス
「自身にとってル・マンと並んで今期最高のレースになった。今シーズンで最高の日曜日だった。最大限の努力をして目標を達成した。ソフトリアタイヤのオプションが最後に少し落ちるまでのペースはとても良かった。これは正常のこと。最終的にアプリリアのライダーたちとマリーニと良い争いを続けることができた。次のレースでもこの銚子を継続することが目標。これからに向けた重要なテストを行う前に2024年がもたらす可能性のある最初のプレビューを行い、ライディングスタイルでバイクがどのようになるかを確認し、エンジニアと協力し始めることを楽しみにしている。」
ジョアン・ミル
「正直良いスタートはできなかったけれど、昨日よりも多くのライダーを抜くことができたので、その点では成長があった。ピロとミラーが転倒し、カレラを避けなければならなかったので、順位だけでなくタイムを失った。そして次の周に同じコーナーで転倒してしまった。繰り返しになるけれど、ポジティブな点といくつかのステップを踏んだという事実に焦点を当て、明日からの2024年の意識に切り替えてこれからに向けて取り組んでいきたい。」