モトGP2023 日本GP決勝

-マルケスが雨のレースで3位表彰台を獲得-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが天候の影響で厳しいレースとなった日本GPで3位表彰台を獲得。ジョアン・ミルは12位で4ポイントを獲得した。

モビリティリゾートもてぎで雨のレースが行われた。2周目にフラッグ・トゥ・フラッグでほとんどのライダーがバイクをウェット仕様に変更した。12周が経過したところでレースディレクションが赤旗を掲げ、リスタート後再び赤旗を掲げレースは終了した。
マルク・マルケスは、雨の中でますます力強さを増した。マルケスは7番グリッドからスタートし、4周目にはすでに表彰台の位置についていた。マルケスはコース上で最速のライダーの一人として2位を周回することができたが、3位に降格した後もペースを位維持し、最初の赤旗をかわして3位でフィニッシュした。
ジョアン・ミルももてぎで素晴らしいレースをした。ミルは15番手からスタートし、雨が降り始めて最高7位まで順位を上げ、トップ5入りを目指して争った。最終的にミルは12位で4ポイントを獲得した。
モトGP世界選手権は、10月13日から15日にインドネシアのロンボク島で再開される。

マルク・マルケス
「ホンダの本拠地、もてぎで久しぶりに表彰台に戻ってきて、多くのホンダファンや人々に囲まれて表彰台に上がれるのは素晴らしいこと。正直とてもロマンチックだ。レースではバイク交換後のウェットタイヤがどのように機能するかを確認することになったけれど、最初はかなりドライだったので、タイヤを傷めないように注意することが重要だった。落ち着いてコース上に水が増えているのをみてアタックを開始し始めた。自分のペースではとても良い感覚で、興味深いレースの終わり方もできたと思うけれど、レースディレクションが本当に良い仕事をしてくれたし、適切なタイミングで正しい決断を下した。彼らともちろんレプソル・ホンダチームのチーム全体にも感謝したい。今日のような日には多くの要因が絡んでくるけれど、チームがすべての管理をうまく機能させた。この表彰台は我々が1年を通して探していたもので、2023年の最後の追い込みに向けて良い後押しになるだろう。」

ジョアン・ミル
「残念ながらヘルメットに視界の問題があった。これまでに一度も経験したことのないことだったけれど、今日がその日だったのがとても残念。前が見えなかったのでコース上の基準点を見逃していた。ミラーと争っている時は少し見えたけれど、その後雨が強くなり、止めるには充分だった。本当に残念。良いスピードがあったことを示せたし、もっと何かできるはずだったと思うから。今は1週間のオフでトレーニングをして、少し回復してから再びレースに臨みたい。」

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