モトGP2023 インドGP決勝

-ミルが5位、マルケスが9位-

インドGPはレプソル・ホンダチームにとってポジティブな週末になった。ジョアン・ミルが表彰台に近づき、マルク・マルケスは4位走行中に転倒したものの9位でフィニッシュした。
土曜日の感動的なスプリントレースでは、マルク・マルケスが見事に3位を獲得し、ジョアン・ミルは転倒したが好パフォーマンスを魅せた。週末のメインレースでは、レプソル・ホンダチームのライダーの向上が再び見ることができた。
ジョアン・ミルは、今シーズン最高の週末を過ごした。Q2に進出、予選では2列目、最初から最後まで先頭グループを守り続け、4位を争う好レースをまとめた。
レプソル・ホンダチームのチームメイト、マルク・マルケスはすばらしいスタートでファンを沸かせた。土曜日のスプリントレース同様、1周終了時4位に浮上したが、6周目にバニャイアの後ろについた時、ターン1でフロントエンドを失い順位を落とした。マルケスはレースに復帰し、16位から9位に順位を上げた。
7日後、モビリティリゾートもてぎで第14戦日本GPが行われる。

マルク・マルケス
「最終結果だけを見て9位だったら我々のレースの全容は分からないだろうけれど、クラッシュ後に”通常の“結果と考えられる結果を達成できたことはプラス。本当に小さなクラッシュだったけれど、前を走るバイクのスリップストリームに留まろうとしっかりプッシュしていたので、少し幅を広げてしまい転倒してしまった。スプリントの表彰台を目標にこのレースに臨んだので、ペッコとマルティンがミスしたのを見て、プッシュする必要があると判断した。これが間違いの原因となった。最も重要なことはレースを終えることだった。全体的に我々のリズムはクアルタラロにとても近かったので、今週末の出来には全体的に満足している。」

ジョアン・ミル
「今日は素晴らしいレースだった。週末のパフォーマンスにはとても満足しているし、もちろん5位でフィニッシュできたことは我々にとって大きな後押しになる。チームと共にこの週末にどのようにラップタイムを出し、速く走る必要があるのか。バイクをより理解するために素晴らしい仕事をした。その一方、レース終盤にちょっとミスしたことでファビオから後退してしまった。クラッシュしそうになり、最終的にはプッシュしてビンダーを捕らえることができた。大きな節約になった。でも全体的には本当にすばらしいレースだったし、インドを満喫できた。日本でもこれを続けたい。」

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