モトGP2023 イギリスGP決勝
-レプソル・ホンダチームは両者リタイヤ-
レプソル・ホンダチームにとってほろ苦いGP
マルク・マルケスは良い感覚でレースを終えることと、ホンダについて可能な限りの情報を収集することを目的としてレースをスタートさせた。マルケスは数人のライダーを抜く好スタートを切った後、トップ10を維持したが、最後は雨が降り出し、残り5周でクラッシュしたが身体的に大きな影響はなかった。
ジョアン・ミルはラップ毎にバイクと電気系統に適応するという同じアプローチでレースをスタートした。しかし、スタートで順位を落とし、3周目に転倒、RC231Vで走行距離を重ねることができなかった。
マルク・マルケス
「1周目でちょっとした接触があり右ウイングをなくしてしまい、序盤から厳しいレースになった。その後バスティアニーニと不運な転倒を喫したけれど、自信を失わせるような転倒ではなかった。ウイングがなかったので、加速が大幅に減ったけれど、雨が降り始めて前のライダーに追いつくことができた。これとは別に我々のアプローチとクラッシュ前のレースで何ができたかを考慮すれば週末はそれほど悪くはなかった。我々は自信を持って計画に従って取り組み続ける。」
ジョアン・ミル
「期待していたようなレース復帰とはいかなかった。スタートが良くなくて多くの順位を失ってしまった。特にブレーキングの感覚が期待していたものではなく、バイクはとてもナーバスだった。その結果転倒してしまった。残念ながら今日は我々の日曜日ではなかった。次の週末のオーストリアに向けて改善するために、チームとエンジニアとすべてを良く確認する必要がある。幸い転倒時にケガをしなかった。これが重要。」