レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、残り2周で3位走行中に転倒。ジョアン・ミルも転倒し完走できず。

モトGP第5戦は、伝説のル・マン・サーキットで完璧な晴天の下開催され、ファンは感動に満ちたレースを楽しんだ。マルク・マルケスは、今年最初のイベントのポルトガルGPで転倒しケガをした後、今季2戦目のレースに出場した。スターティンググリッドで2番手からスタートしたマルケスは、1コーナーから先頭に立つ素晴らしいスタートを切った。レースの最初の3分の1をリードし、マルケスは2位に下がり、その後ホルヘ・マルティンと激しい争いを繰り広げた。残り2周でマルクは転倒し、レースから離脱した。
ジョアン・ミルは、ホンダRC213Vに適応しようと努力を続けている。ミルは16番グリッドからスタートし、レースが進むにつれて順位を上げようとした。しかし、残り13周となった14周目、ミルは転倒しコースに戻ることができなくなった。
次戦は6月10日11日の週末にイタリア・ムジェロで開催されるイタリアGPになる。

マルク・マルケス
「今日のレースにはとても満足している。久しぶりに乗ることができてとても楽しかった。残念ながら最終的な結果は我々が望んでいたものではないけれど、レース全体を争い限界までプッシュした。我々は多くの仕事をしてとても忙しい週末を過ごしたけれど、特に最大限の努力を続けてきたチームにとって、表彰台は大きな報酬だったと思う。毎週このように争うためには、まだもう少し前進する必要がある。クラッシュに関してはターン7だったけれど、ターン6から始まり、大きく揺れて完璧なラインから外れてしまった。今日は本当のモトGPのレースができたと思う。今週末来てくれたファン全員にとって素晴らしいショーになった。」

ジョアン・ミル
「レースのスタートはとても良く、最初の数周は快適に走ることができた。トップ10と大きなグループで走っている時はスリップストリーム効果があり、バイクを停めるのがより難しくなる。アレイシにぶつからないようにバイクを起こしたけれど、そこからミスが生じ、グループから離れてしまった。その後いくつかの異なることを試したみたけれど、残念ながら転倒してしまった。でも32秒前半で周回することができた。これは本当に重要で、我々が集中しなければならないこと。我々はこれらのポジティブな側面を取り入れ、全てをよく研究し、次のレースに備えたい。」