レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスが今シーズン第10戦を12位でフィニッシュ。ジョアン・ミルはレース途中でリタイヤ。

オーストリアGPは太陽と高温に支配され、路面温度が高くブレーキングがひじょうに要求されるトラックのレースになった。マルク・マルケスは18番グリッドから28周をスタートし、安定したペースで12位フィニッシュし、4ポイントを獲得した。ジョアン・ミルは、16番グリッドからスタートしたが、13周目軽い転倒に合いリタイヤを余儀なくされた。
次戦は2週間後、第11戦カタルニアGPが開催される。

マルク・マルケス
「このGPの結果は、我々がシルバーストーンで始めた新しいアプローチの集大成になった。我々はバイクについて多くのことを理解してクラッシュを回避しようと努めていて、最終的に日曜日に達成した。レースのある時点ではタイムがかなり良かったけれど、ソフトリアタイヤを履いていたのは僕だけだった。レースを完走するのは良いことだけど、我々はさらなる目標を目指しているのは明らかで、努力を続けなければならない。オーストリアでは忙しい週末になった。次戦モントメロで何ができるか見てみたい。」

ジョアン・ミル
「今日のことには満足していない。状況を考えれば充実した週末を過ごせると思っていた。クラッシュしたのは残念。ブレーキに何かがあって、これはいつも重要なポイントなる可能性がある。長い間フロントエンドを失った。限界走行中にちょっとした問題が発生すると、バイクに乗り続けるのは難しい。ポジティブなことは週末を通してマルクと争うことができ、前のレースほど遅れを取らなかったこと。自信もついてきているので、この感覚を今後の数レースで維持しなければならない。」