モトGP2023 オーストラリアGP決勝

-リアタイアがマルケスのレースに悪影響を与えた-

レプソル・ホンダチームのマルク・マルケスは、リアタイヤの柔らかさに苦しみ、オーストラリアGPを15位で終えた。ジョアン・ミルは転倒してレースを完走できなかった。

例外的に日曜日の悪天候の予報のため、土曜日にオーストラリアGPの27周の決勝レースが行われた。
マルク・マルケスは、1日を通して力強さを発揮した。Q1で2番手に入りQ2に進出することができた。レースでは7番グリッドからスタートし、序盤からトップ5を争ったが、ソフトリアタイヤを選択したことで、グリップとトラクションを大幅に失い、最終的には15位で1ポイントを獲得した。
Q2進出を逃したジョアン・ミルは、オーストラリアGPのレースを5列目、16番手からスタートした。11周が経過し、ポイント獲得を目指して奮闘していた時、他のライダーとの接触により転倒を喫し、レースから離脱した。
天候が良ければ、13周のスプリントレースが日本時間明日午前11時より行われる。

マルク・マルケス
「去年はソフトタイヤのおかげで表彰台に上がれたが、今年はその賭けは実らなかった。もっと遅いレースになると予想していたけれど、マルティンが全力でプッシュしたので、とても速いレースになった。最初はバニャイアとザルコとの10周は本当に楽しかった。よく争えていた。タイヤの寿命が近くなったので、その後は戦術を変更してミスをしないように集中しなければならなかたt。明日の状況がどうなるかを待ちたい。」

ジョアン・ミル
「今日のレースは残念だった。たいへんなレースだった。レースの最後に何が起こるかを見ていたので、誰も傷つけずタイヤの管理をしようと、ただ自分のレースをしようとしていた。我々はデータに従って正しい方法で作業をしていた。マリーニが僕を追い抜こうとしてぶつかり、フロントを失って転倒した。後方にいるとライダー同士の争いが激しくなり、状況はさらに複雑になる。今日はその犠牲者になった。でもこれがレース。また明日!」

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