ダカールラリー2022

-エステベは時速160kmでのパンクの被害を最小限に抑える-

レプソル・ラリーチームのイシドレ・エステベは、上位に食い込むのに苦心していた時に、フルスピードで突然パンクした。65位まで順位を落としたが、エステベは感覚に満足し、ポジティブに進化を続けたいと考えている。
「80kmでとても速く走り、パンクしたときには恐怖を感じたけれど、なんとか車をコントロールできた。その後我々は砂丘で楽しんで良いペースで走った。」イシドレ・エステベとテマ・ビジャロボスは、ダカールラリー44回大会で大きな恐怖を感じた。時速160km以上でパンクした後、彼らは巧みに、大きな影響なしに続ける事ができた。昨日のすばらしいパフォーマンスにもかかわらず、彼らはとても遅れて第2ステージに対応しなくてはならなかったが、トップ30位以内にとどまることができた。
レプソル・ラリーチームは、組織からの疑わしいナビゲーションの中、日曜日は25位だったが、新しい規則では、多くのドライバーが他のドライバーよりも優先されるので、前日のすばらしいパフォーマンスはあまり助けにならなかった。そのため、トップ10のトラックの後ろ、67番目からのスタートを余儀なくされた。そんな中、1日の初めの200kmを走行、最近降った雨により、大型車両(約10トン)によって作られた深い轍を注意深く走ることを余儀なくされた。そして時速160キロを記録したエリアで、80km走行付近で左後輪が突然吹き飛ばされた。
「車をコントロールするのが難しかったし、リアウイングとサポートの一部が壊れてしまった。でもテマがすぐにホイールを交換し、4〜5分しかロスしなかった。」とエステベはコメントしている。「しかし、次の高速ゾーンでは、なぜ吹き飛んだのか分からなかったので、少し注意した。」
その後砂丘の間でペースを上げて、暫定42位でステージを終了、総合30位以内に入り、トップ25からわずか12分差である。
「我々は多くのことを楽しんで、自信を取り戻した。感覚は良く、この第2ステージに満足している。スムーズなステージとリズムがあれば、前進することができる。」

【今ステージ順位】
1. Sebastien Loeb (Prodrive) 3h 25’00”
2. Nasser Al-Attiyah (Toyota) +3’28”
3. Carlos Sainz (Audi) +5’52”
4. Stéphane Peterhansel (Audi) +7’56”
5. Nani Roma (Prodrive) +8’02”

43. Isidre Esteve (Toyota) +55’03”

【総合順位】
1. Nasser Al-Attiyah (Toyota) 6h 59’21”
2. Sebastien Loeb (Prodrive) +9’16”
3. Lucio Álvarez (Toyota) +40’53”
4. Giniel de Villers (Toyota) +41’22”
5. Vladimir Vasilyev (BMW) +43’39”

30. Isidre Esteve (Toyota) +2h 07’50”

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