Xトライアル2022 バルセロナ

-トニ・ボウが今シーズン4勝目-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがバルセロナで表彰台を獲得し、16回目のタイトルに近づいた。ガブリエル・マルセリはセミファイナルへの進出を逃した。

Xトライアル世界選手権は、トニ・ボウが30回目の世界チャンピオンに輝いてから5ヶ月ぶりにバルセロナに戻った。ボウはホームで15回目の優勝を飾り、シーズン4勝目を手にした。チームメイトのガブリエル・マルセリはクラッシュの影響で、最初のラウンドを通過できなかった。
ボウは最初のパスを8ポイントリードした。そのラップでマルセリは23ポイントを受け、進出を逃した。セミファイナルではボウが再び支配し、9ポイントでフィニッシュした。ファイナルではラガとグラッタローラとの僅差での戦いで、4ポイント差で勝利を収めた。
この優勝で、トニ・ボウは総合ポイントを87に伸ばし、2位と30ポイント差になった。マルセリは18ポイントで5位。次戦は10月8日にアンドラで行われる。

トニ・ボウ
「とても満足している。素晴らしいこともあったけれど、ファイナルでも大きなミスをした。恐らく少し緊張していた。最初のステップが少し短かくて、そこでスタックしたのは驚きだった。幸い次のセクションはとても重要でトリッキーで、レースを決定づけることが分かっていたので、素早く対応した。今日はさらに22ポイントを獲得できた。Xトライアルの4戦で4勝してスタートできたことは驚くべきことで、1ポイントだけ失った。アダムが好調で、彼が我々を困難にしているにもかかわらず、物事の進め方に満足している。一旦インドアシリーズから離れるときだけど、次戦のアンドラを楽しみにしている。」

ガブリエル・マルセリ
「大きなミスをいくつかしたけれど、それは間違いなく自分のミス。いずれにせよ、いつもより緊張してスタートした。自分の神経をコントロールしなければならないし、これからのレースですべてがよくなると確信している。セミファイナルに近づき、100%ではなかったけれど、そこに辿り着くのに相応しいラップがあったと思うけれど、それがレース。」

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