トライアルGP2022 フランス・カオール

-トニ・ボウの16回目のタイトル獲得が目前に迫る-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウがフランス・カオールで優勝。ガブリエル・マルセリは4位だった。

フランスで開催されたトライアルGP第5戦は、現チャンピオン、トニ・ボウが厳しいコースで再び勝利を収めた。
ボウは素晴らしい1ラウンドで、残りの2つのゾーンでライバルに差をつけた。15回のチャンピオンを誇るボウは、2ラウンド目で表彰台の最高のステップに到達することを確実にした。この素晴らしい優勝で、9月17日に開催されるイタリアでのトライアル初日に16回目のタイトルを決めようとしている。
ガブリエル・マルセリもカオールで素晴らしいパフォーマンスを魅せた。レプソル・ホンダチームの若手ライダーは、表彰台まであと1ポイント。合計28ポイントを獲得したガリシア人は4位でフィイッシュして、シーズンの開始以来、常勝の進歩を固め続けている。
次戦の予定は、9月17日と18日にイタリアで行われる。

トニ・ボウ
「今日はとてもうまくいった。バイクのフィーリングは良かったし、それはレース中に見て取れた。ミスは少なかったけれど、ミスをする可能性があったので、厳しいゾーンでは注意が必要だった。唯一のミスは、トリッキーなゾーン3だった。全体として我々は本当に完璧なレースをして、わずか12ポイントしか失わなかった。とても嬉しいし、タイトルを狙う上でとても重要なポイントだった。イタリアではフィジカルとバイクに気を配りながら、通常のレースをしなければならない。全てのチャンピオンシップでとても安定した良い年を過ごし、タイトルを目指したい。」

ガブリエル・マルセリ
「シーズンが進むにつれ、感覚は良くなっているので、とてもポジティブ。シーズンをうまくスタートできず、ひどいままで終わったしまうよりも、高いレベルでシーズンを終える方が良いのでうれしい。今日のレースはとてもうまくいった。いくつかミスをしたけれど、最終的にそれらの影響で表彰台を狙えたのに4位だった。それでもポイントはチャンピオンシップにとって重要。ただ表彰台が目前に迫っているので、4位という結果は残念。」

▲TOPへ戻る