トライアルGP2022

-トニ・ボウがベルギーで貴重な優勝-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウが今シーズン5勝目をあげ、リードを広げた。ガブリエル・マルセリは4位で表彰台を逃した。

今週末トライアル世界選手権の第4戦が行われ、レプソル・ホンダチームのライダーはとてもタイトなGPで素晴らしいパフォーマンスを見せた。
合計27ポイントだったトニ・ボウは、第1セクションでは2位だったが、第2セクションで素晴らしいライディングで挽回した。ガブリエル・マルセリは、表彰台を争うパフォーマンスを見せたが、最終的に4位でフィニッシュした。
今シーズン5勝目を果たしたトニ・ボウは、2位のブストに対して26ポイントリードしている。マルセリは72ポイントで7位になった。
レプソル・ホンダ・トライアルチームは、次週フランスに移動し、第5戦に出場する。

トニ・ボウ
「ミスが許されないとてもタイトなレースだった。1周目はゾーン3とゾーン11で大きなミスをして、多くのポイントを失った。2周目はゾーン2でミスをしたけれど、その後ミスを起こさないように集中した。回避できたはずのリスクを冒してしまったので、レースが更に難しくなった。幸い、それ以降とてもうまく走り、目標に集中し続け、最終的に再び優勝できたのでとても良かった。今日のような地形は得意ではないのに快適にバイクに乗って、リードを守ることができた。タイトル獲得にとても重要な優勝だった。ここでポイントを獲得し、リードを広げられるのは素晴らしいこと。」

ガブリエル・マルセリ
「ライディングに関して、昔ながらのトライアルだった。これは特に得意ではないタイプの地形で、今日の走りにはとても満足している。レースのスタートは少し難しいと感じたけれど、すぐに状況を変えることができ、いつも通り乗り始めた。このようなコンディションで4位だったのは良い結果で、選手権にとってとても重要だと考えている。我々はつねにもう少し上を目指していて、表彰台を獲得したかったけれど、4位は許容範囲だと思う。」

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