トライアルGP2022 ドイツGP

-トニ・ボウが初めてのコースで連勝-

レプソル・ホンダチームのトニ・ボウは、ドイツGPの2つのレースで優勝、チームメイトのガブリエル・マルセリは、トップ5を争った。

6年間開催がなかったドイツでのトライアルGPが、ノインキルフェンに返ってきた。難しさが特徴のルートで、トニ・ボウは両方のレースで優勝した。足の感染症の問題を抱えていたガブリエル・マルセリは、それぞれ8位と6位でフィニッシュした。
レース初日、ボウは最初から競争力があり、複雑なコースにもかかわらず、最後まで両方のレースを支配した。しかし、日曜日のレースはさらに難しくなり、2ラップ目に挽回して連勝を達成した。
ガブリエル・マルセリは2日目に6位になり、気持ちよくノインキルフェンを去る。左足の不快感が土曜日のライディングの妨げになり、さらに注意を払い、8位でフィニッシュした。2日目のレプソル・ホンダチームの新人はより競争力があり、トップ5を争った。
2022年は6戦を終了して、トニ・ボウが114ポイントで選手権をリード、ガブリエル・マルセリは59ポイントで7位。次戦は8月21日にベルギーで行われる。

トニ・ボウ
「ドイツでの週末にとても満足している。昨日も今日もタフで快適でないレースだった。2日目はミスをしてはいけないと分かっていた。最初のラップで2つの重大なミスをしたけれど、幸い全員が少しミスをした。2ラップ目はミスをしなければ勝てると分かっていたので、頑張った。ゾーン6で小さなスリップをした。5を出すとレースを失う可能性があったので、ミスはそれだけにしたかった。最後の2つのゾーンは、攻めてうまくやらなければならない場所だった。幸い全てが順調に進んで、ゾーン11でもうレースに勝った。選手権を楽しみにしていて、とても良い週末になり、これまで起こったことすべてに特別なものだった。現在ハイメ・ブストが23ポイント差で2位につけている。実際にはまだ多くのレースが残っているけれど、6レースで多くのポイントを獲得することはとてもポジティブ。」

ガブリエル・マルセリ
「今日はさらなるモチベーションをもってレースをスタートした。昨日は見ての通り、足の問題はそれほど深刻ではなく、良いレベルで乗ることができた。今日は感覚が良くなった。いくつかのゾーンを除いて、この日のすすめ方についてとても満足している。ようやく6位になった。悪い結果ではないけれど、それでももう少し上に行きたかった。」

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